★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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2014年04月21日(月) |
ランキン馬主への道? その220 やっぱり強かったイスラボニータ、皐月賞を完勝! |
徳島が誇る豪華夜行バス「マイフローラ」に乗って、朝6時半頃に東京駅到着。武蔵野戦で船橋法典に着いて、M単戦士★雅さんと合流。
朝5時くらいから並んでくれていたM単スタッフ★犬彦うがや君がゴール線上の座席を確保してくれました。いいぞうがやん!ダービーも頼むぞ(鬼畜)。
あ、ただコキ使うだけじゃなくちゃんと報酬として、イスラボニータ東スポ杯2歳S制覇記念クオカード、さらにイスラボニータ共同通信杯制覇記念クオカードをプレゼントし、昼飯ももちろんご馳走させて頂きました。
人使いはアメとムチですよ、ええ。その後昼くらいに東スポ杯を一緒に観戦した★トライ君も合流。
何気なく初めての中山競馬場なので、軽く散策。おお、皐月賞グッズにイスラボニータボールペン、イスラボニータ&勝負服ストラップ、皐月賞出走馬ネーム入りTシャツがあるではないか。
普段はアホくさっと思うチープなグッズも、自分の一口愛馬の名前が入っていれば話は別。一つずつ買ってしまいました。
その後はパドック後方にある馬頭観音にイスラボニータの無事と健闘をお祈り。
その後、馬流天星というちょっと硬派な競馬サイトをされ、競馬を文化にしようじゃないか…という思想でお友達になり、たまにやりとりする間柄の★スカイポットさんとご挨拶。
毎年4角で皐月賞を見るのが恒例になってるそう。確かディープインパクトのJCで一度お会いしているので8年ぶり!?でした。そうなのか?
穏やかで落ち着いた雰囲気、ニコニコと話を聞く風貌からは想像できないほど熱い方です。
なんやかんや競馬談義してしまい1時間近く?お話ししちゃったような気がします。
その後はM単戦士★スペイシーさんと再会。その前にイスラボニータを応援するメールを頂いたんですが、なんかIPHONEで20行くらいあるんすよ。私より長い…。
相変わらず熱い人です。新馬を含めていくつかのレースを現地で観戦してくれており、かなりのイスラボニータファンでした。ありがたい事です。
その後はスーツに着替え、14時に競馬勝ち組の法則の川島さんともディープJC以来の再会。とてもお話ししやすい方です。
その後の飲み会でご馳走になってしまったので、後日、お礼を兼ねたサイト宣伝をさせて頂きます(笑)。
その間に芝レースが行われて8Rの1200mでは1:08.9、さらに9Rではマイネルミラノが2:00.3のタイム。
土曜日はやや時計が掛かってはいたが、1000万下ともなればこれくらいの時計が出る。けっして時計が掛かりすぎる馬場ではない。
天候もなんとかもってくれた。おそらく皐月賞は1分59秒台か、もしかしたら58秒台もあるかも…。イスラボニータにとっては文句ない条件だ。
そんなこんなでなんだかんだと時間は過ぎるもので、早くも10Rのパドック。
出走馬にはまったく興味なく、ただ場所確保のために立つ。ところが10Rパドックが終わってもほとんど人が動かない!
げ、既にみんな皐月賞目当てだったのか。もう1〜2R早く来てりゃ良かった。まあ、今の場所でも気配は十分にわかるからOKとしよう。
じっと待ってると、★うがや君たちがやってきた。ある程度の場所は伝えたとはいえ、こんな人ごみの中でよく見つけられるなと感心。
でも、四人でパドックで見れて心強い限り。
しばらくパドック脇にいるセレブな個人馬主様たちを眺める。おおマエコーさんがいるぞ、大魔神もいる。アドマイヤさんの代理かしら?
そういうしてると、いよいよパドックに皐月賞の出走馬が登場!
注目のイスラボニータは…まずまず。いつも通り。正直なところ、もっとすごい気配なのかと思っていたので少し拍子抜けしたのも事実。ただ、悪いところはどこもなく、自分が期待しすぎていた部分が大きいと感じた。落ち着いていて何も問題はない。
他ではトゥザワールドは馬体もピカピカで素晴らしい気配に見えた。
ただ、さすがにG1。なんというか雰囲気に押されて出てくる馬はみんな良く見えてしまう。明らかに実力不足だろうと思われるクリノカンパニーですらそれなりにみえてしまうのだから、私の目などまったくアテにならない。
いつまでもパドックにいると返し馬が見れない。早めに人ごみをかきわけてパドックを後にする。中山のパドック構造はちょっと人通りが考慮されていないね…。
どうにか席に戻って待機。ジョッキー騎乗はターフビジョンで見る。うん、変わらず落ち着いていい感じ。イスラボニータは人を乗せたほうがシャキッとするね。
そしてとうとう本場場入場。イスラボニータはやや顔をスタンドに向けながらの返し馬。
新馬や新潟2歳Sの頃は返し馬でもレース中と同じような返し馬としてはかなり豪快な走りだったが、今回の返し馬はいかにも脚をほぐすようなリラックスした流すだけの返し馬。
迫力だけならあの当時の返し馬の方があったが、あれからレースを重ねて、本番と練習の違いをもう理解しているのだろう。あの豪快なフットワークはレースで見せてくれればそれでいい。
この返し馬を見て、だんだんと期待が高まってきた。
一方返し馬がまったくダメだったのはトーセンスターダム。身体と脚の連動がバラバラで突っ張ったような力みっぱなしの走り。これは厳しいだろう…と★うがや君たちに話す。
他の有力馬は素晴らしい返し馬だった。
レースまで残り10分。視線の先にあるゴール板をじっと見つめる。あと何分かして、イスラボニータは先頭であそこを駆け抜けてくれるのだろうか…。
雨もなかった、馬場も適度に時計が出る馬場になった、調教は絶好、当日の気配も上々。何より、この馬はいろいろと運をもっている。
スタンドでこんな事をしたのは初めてだったのですが、両手を合わせて目をつぶってイスラボニータの無事と一着をじ〜〜〜〜っと祈りました。
隣でそれを見ていた★トライ君が苦笑い。もうやれる事は神頼みだけなんよ。やれる事はすべてやるのだ。
ターフビジョンに皐月賞スタート間近っぽい映像。そしていよいよスターターが登場して、生ファンファーレ。いつのまにか「はいは〜い」みたいなどうでもいい掛け声がデフォルトになったようだ。これはどうかと思うが今はそんな場合じゃないのでスルー。
枠入り、イスラボニータは後入れの偶数枠といえど、内枠2番なので早めに枠に入って待機。
あと数頭のときに激しくクビを左右に振る!おいおいおい、どうした。ま
早くも「まだ!(スタート切るなよ!)」と叫んでしまう。
最後のウインフルブルームがゲートイン、いよいよスタート。ちょっとヤバいか!?
スタート!やや伸びながらではあったが、ほぼ五分のスタートが切れた事が自分の目でも確認出来た!
「ヨシ!!!!」
大外からウインフルブルームがいく。ここまではある程度予想通り。しかし次の瞬間、各馬が一斉にいいポジションを取ろうと殺到。
これはちょっと予想外!イスラボニータはどうする!?
蛯名騎手はこの流れには乗らずにそのまま。横にロサギガンティアを置いて併走。
うう〜ロサが邪魔だ!
…と思ったが、1コーナーから2コーナーにかけてロサがやや後退。その隙にイスラボニータはやや外目出したのが分かった。
先行集団と後方集団のちょうど間のポケットにイスラボニータがフリーで追走。
これは…願ってもいないポジション!!!
「よし!最高(の位置取り)!」
バックストレッチに入る。
「そのまま!」「そのまま!」
早くもそのままの連呼!
1000m通過、60.2秒。確か9Rのマイネルミラノもそんなもんだったような気がするがどうだったか。
ここで私はようやくトゥザワールドが3〜4番手にいるのに気づく。
「トゥザワールド、前にいるじゃないか!」
「あれ目標!」
3角、カメラが後方集団を映す。アデイインザライフがスパート、ワンテンポ遅れてワンアンドオンリーもスパート。
おいおいワンアンドオンリーあんな後ろにいたのかよ。
普段の自分は決してこんなに他の馬の位置取りが分からない人間ではないのだが、さすがに一口愛馬の現地観戦はそういう余裕はないのだ。
カメラが先行集団を映す。トゥザワールドも手ごたえは良さそうだが、イスラボニータもここまでまったくロスなく無理もしていない。
絶対に捉えられる。まだ溜められる。
「まだまだ!まだまだ!」
ディープ凱旋門の岡部さんのごとく「まだまだ」連呼の私。
4角手前、ここでイスラボニータがスパート。私は直線に入るかどうかのイメージだったので自分の感覚よりワンテンポスパートが早い!どうなんだ!
「ああ〜!」
スパートしてしまったものはしょうがない!
「差せ〜!」
素晴らしい反応で先行集団に並びかけるイスラボニータ。しかし、直線入り口でトゥザワールドが少しだけ外に振る。加速中のイスラボニータは思いきりあおりをくらって大きく膨らんだ
「あああああ」
しかし、次の瞬間、すぐに馬体を立て直すとトゥザワールドに並ぶイスラボニータ。これは抜けるぞ!
「差せ〜〜〜!!!」
トゥザワールドも一瞬食い下がったが、勝負はあっさりとついた。イスラボニータがグイッと前に出る。これは勝った!
「よっしゃああ!そのままああ!」
残り100m、栄光のゴールの瞬間はわりと冷静に見届けた。完勝だ!
「よし、やったぞ!」
並んで観戦していた★雅さん、★うがや君、★トライ君と円陣で抱き合って喜ぶ。
「やったやったやった」
「ランキンさん、行かないと!」
む!そうだ、2分以内にいかないと口取りに置いていかれてしまう。
「じゃあ行ってくる!」
ターフビジョンのリプレイを眺めてる人たちを「すみませんすみません」と掻き分けて集合場所のインフォメーション前に。
すでに大勢の会員さんがいる。みんな早いな。おお、お馴染みの★わたちゃんさんもいるじゃないか。
「わたちゃん、やった〜」
とおっさん同士が抱き合う。
新馬、東スポ杯で見た事のある方ばかりだ!皆さんと握手握手で喜びを分かち合う。
いつも思うが、文字通り苦楽をともにしている同じ馬の一口会員同士というのはなんともいえない連帯感がある。
これは一口馬主にしかない喜びだと思う。
いつもより少ししっかりと点呼をとって(いつもはどうなんだよ:笑)、パスをもらって移動開始。
中山競馬場は東京競馬場と違って(改修中だからなのか?)、普通にスタンドを通ってウィナーズサークルへ。
移動したらすぐに口取り、東スポ杯は表彰式のあとに口取りだったので面食らった。
なんとか精一杯の作り笑顔をしてみたがどうだったのだろうか。
その後は芝コースの脇の方で表彰式を見守る。かなり距離があって疎外感はある(笑)。
まあ仕方ない、こうやってコースに入れてもらえるだけでもありがたい事なのだ。これが一口馬主の限界。悔しかったら個人馬主になるしかない。
ふと気づくとプレゼンダーのTOKIOのメンバーもコースに来ていました。わあっ人の輪が。
握手してもらうのもはばかれたのでこっそりとリーダーのリーゼントを後ろから撮ってみた。
TOKIOのメンバーは皆さん背筋が伸びていてカッコよかった。ダッシュ島の時とは違ってやはり芸能人、やるときはやる。
★わたちゃんから
「二頭目でクラシック制覇なんてすごすぎますよ〜」
なんていわれるも、レッドリヴェール持ちの★わたちゃんさんですから
「2週連続クラシック連対の人にはとてもかないませんよ〜」
とお互いこのこの〜状態。その後少しマジメにキリッとして
「蛯名騎手の位置取りが完璧でした、1角から2角とかの。」
と自分の感想を述べたりしました。
あと、けっこうな数の会員さんから
「ランキンさんですよね」
とお声をかけてもらった…(汗)。どうも皆さんこの日記を見てくれているらしい…。恥ずかしすぎる…。
私よりもレッドリヴェールも持ってる★わたちゃんさん、そして砂王者ヴァーミリアンやオーロマイスターに続いて今度は芝G1制覇となった一口会員界のクロフネこと★ワドサドさんらのような天才的相馬眼をお持ちの方のブログを見るべきだと思うのですが…。
ま、私は大まぐれのラッキーパンチ担当としてこんな調子でやってくだけです。
そうこうしてるうちにイスラボニータも退場。パッと見たところ脚元も異常はなさそうだ。本当にすごい馬だ、お疲れさん。
「はいじゃあ退場です〜」
とおしまい。また皆さんと
「ぜひダービーでも(勝って口取りで)お会いしょう」
と誓ってお別れ。
気がつくと、メールやらツイッターやらフェイスブックやらLINEやらにたくさんのお祝いが!
すぐにお返事が出来なくても申し訳ありませんが、皆さん本当にありがとうございました。
その後は西船橋に移動して、★スカイポッドさん、★川島さん、本格派の競馬本ROUNDERSの編集者★半熟卵さん、★雅さんと祝勝会!
なんと★川島さんにご馳走になってしまいました。本当にありがとうございました。
★川島さんはイスラボニータの単複10000円を見事に的中!さすが勝ち組!いよ!大統領!
また後日ちゃんとサイトPRしますからね、★川島さん。
ただ、酔いと心地よい疲れと眠気が入り混じった、わけのわからん状態で申し訳ありませんでした。
最後に東京駅まで★スカイポッドさんと移動して、お別れし、お土産やって豪華夜行バスマイフローラで徳島に帰り、また朝から仕事して今に至ります。
まだまだレースを30回くらいしか見ていないので、これから1000回くらいはレースをみたいと思います。いやマジで。
同じレースをこれくらい見ると相手の力量もわかってきますよ。けっこうオススメな競馬予想力UP法です。
以上、かなり簡単ではありますが、イスラボニータ皐月賞制覇のレポートでした。
よく頑張ったぞ!イスラボニータ!素晴らしい騎乗でした蛯名騎手!
泰然自若、G1から遠ざかっていても馬優先主義を貫いてくれた栗田調教師、そして会津助手、佐藤助手を始めとする栗田厩舎のスタッフの皆さん、山元トレセンのケア、関係者の皆さんの全ての頑張りがイスラボニータの力になったと思います。
万歳!!
でも、まだこれで終わりではありません。イスラボニータ、本当の戦いはまさにこれからです。東京優駿、日本ダービーはライバルたちも成長し、巻き返してくるでしょうし、皐月賞制覇はいったん忘れてまた挑戦者のつもりで挑んでほしいですね。
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