★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記

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2012年10月15日(月) 死へのカウントダウンをしてるブログ(あと15日)

始めにいっときますが私じゃないですからね(汗)。

そういうブログがあるよって事です。


知ってる人もあるかと思いますが、こんなブログがあります。


「無への道程」
http://blog.livedoor.jp/zar2012/


このブログ主はいわゆる、「貧乏で」「将来に希望が持てない」「派遣社員をやっていた」人。

FXで勝てなかった(決してスッテンテンになったわけじゃない)のを機に、生きる事を諦めてしまったのだ。


失礼ですが、それだけなら「よくある話」です。


しかし、このブログ主が普通と少し違うのは、それですぐに死ぬのではなく、そこから約半年ほどの期限をおいてカウントダウンをしている事です。


なぜ半年かというと、そのときの貯金(120万?くらいだったかしら)から逆算していき、ちょうどお金が尽きる頃…という事です。


で、その間、彼が何をしていたかというと、仕事を辞め、ブラリと旅行にいったり、夜景を見にいったり。


最近では、死んだ後に迷惑がかからないように、部屋の整理をしたり掃除をしたり…と。


妙なところでしっかりしており、他人の迷惑など考えないそこらのDQNなんかよりはよっぽど好感がもてます。


このカウントダウン、半年前から1日、また1日と減っていき、今は残り「15日」になっています。


さすがにあと2週間となってくると、見てる私もなんと言いますか、だんだんと重苦しくなってきますね。


この人なら、どっかで雇ってくれる人はありそうなんですけど…。


でも、この人は例えそうなったとしても、その先の人生に希望を見出せないんです…。


「で?結局いつか死ぬわけじゃないですか。じゃあ僕はもうここらへんでいいです。」


みたいな感じなんですよね。


正直、そういう考えも分からないではないです。

人間いつかは死にます。

どうせ死ぬのになんでこんな苦しい思いをして生きなきゃなんないの?

みたいな。うん。


そういう人に安易に

「いや、生きてればイイ事もあるよ」

とか無責任に言えないですよね…。


何か彼に響く言葉、やりとりが出来る人もいると思うんですが、私には思いつかないです…。

じゃあ、彼を自分の会社で雇えるか?と言われたらNoですし…。


でも、彼が死んでしまうのはちょっと…と思うのは確か。


例えば彼は9/19の記事ではこう書いている

====

弱肉強食でなく、誰もが光合成で生きていけるように設定さえしてくれたら
どんなに穏やかで平和な世界だったか…

====

こういう考え方を女々しいと思うかは意見が分かれると思うんですが、こういう詩的なセンスは非凡だなと思います。

人間が光合成?とか思いもしなかったです。ググって見たけど彼のオリジナルな考えっぽいし。


なんにしろ、残り15日となったカウントダウン、目が離せない。


恐らく彼は、その妙に律儀な性格から、死ねなかったら死ねなかったで、きちんと報告してくれそうな感じ。

そうなる事を願っているのですが。


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