★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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2011年11月23日(水) |
ランキン馬主への道? その89 ラプスドール、ついに勝つ! |
お店はパートさんに任せて園田競馬場へ初参戦。
狙ったわけではなかったのですが、10時の開門にちょうど合いました。
パドックの応援幕の貼りかたがわからなかったのですが、インフォメーションにその旨告げれば、連絡を取ってくれて、パドックから警備員のオジサンが出てきて手伝ってくれる…という流れでした。
2歳交流重賞の兵庫ジュニアグランプリがあるから他にも応援幕があるだろう…と思っていたら、なんとラプスドールだけでした。
ただ、園田のパドック映像は貼り付け位置とちょうど反対になってしまうために、パドック映像に映らないのがちょっと残念。
でも、騎手と陣営に伝わればそれでいいので良しとします。
ラプスドールのレースまでは、他のレースを見たり、ブラブラと園田競馬を探索したりして時間をつぶす。
4レース終了後には鈴木淑子さんのトークショーがあり楽しませてもらいました。
そのあたりから、雨が降ったり止んだり…。
前走は重馬場で完敗してるだけになんとかもってほしいのだが…。
途中でツイッターからM単戦士さんが「ラプスドールの馬券買いました〜」と報告が。
むむ…、私も負けじとラプスドールの単勝を購入。今回は人気も落ちるだろうし馬券的にも面白い。
そうこうしているうちにラプスドールが出走する6レースのパドック時間。
応援幕のところでカメラを構えていると、同じラプスドールの一口馬主さんであり何店舗も経営されている旅行会社社長のIさんが声を掛けてくれました。
Iさんは前走も現地にいらっしゃったようで、そのときのレポートにあったように汗がひどく普通の状態ではなかったと教えてくれました。
あとは私の現状も気にしてくださりました。私の場合、Iさんとは比較にならない(小さな)規模ですが、皆さんのおかげでなんとかやっていけそう…とお伝えしました。
Iさんは社台の「会員の集い」に出席予定との事。私は独りぼっちかも…と思っていたので、お知り合いが来るということで嬉しい限り。
奥様と観戦にいらっしゃったようなので、ラプスドールの健闘を祈りつつ「では」とお別れ。
さて、気になるラプスドールの気配はいかがなものか。ホライゾネットをつけているのは森澤調教師が言っていたイレコミ対策だろう。
とりあえず汗がひどいとかイレこんでるような感じはない。新馬から半年ほどのしばらくの期間に見せていたようなチャカつく仕草もなく、淡々と周回。
私はラプスドールは、トーアシシイの2着だった時が一番良かったと思うのですが、そのときはもっと気合が入っていたし、クビをリズミカルに使って歩様もキビキビしていたので、その時に比べれば物足りなさはあるのですが…。
ただ、少なくとも前走のようなレース前に終わってしまっていた…という印象は今回はまったくありません。
止まれが掛かり、各馬本場馬へ。このあたりから少し気合が入ったような感じで少しだけ煩くなりました。
連続騎乗でパドックには姿を見せなかった田中騎手を乗せて本馬場に。
そのまま向こう流しへの返し馬。回転も速くスピードも乗りきっちりとした返し馬。
この返し馬でかなりやれそうな気がしてきました。
ただ、待機所ではまた淡々と歩くだけになったので、うむむ…といったところ。
さあ、アッという間に時間となり、ファンファーレ。偶数枠なのはありがたい。
スタート!
ややあおったが出遅れではない。100m付近から前に出て、すんなりとハナに立てそうか。
他に絡んでくる馬もいない、これはありがたい!
そのままスッとハナに立つ。
園田は向こう正面で早くも捲くり合戦になるのですが、今日はラプスドールも早め早めに押していく感じの逃げ。
1番人気マイネルブレスが前走と同じように捲くってきたが、今日はラプスドールもスピードを上げて逃げているので抜かされない。
3〜4角で後続の手は激しく動く、その一方でラプスドールはむしろひと息入れる感じで絶好の手ごたえ。
馬体を併せるところまでさせずに2馬身差でそのまま直線へ。直線に入ってラプスドールがもう一伸び。
今日は力強い!マイネルブレスもしぶとく食い下がるが抜かされそうな気配はない。
もう勝利は確信したが、これまでの鬱憤を晴らすべく「そのまま〜!」と思い切り叫ぶ。
勝つ時はあっさり。
グタグタと書いたが、一口馬主以外には単なるいったいったの面白くもなんともないレース展開だったろう。
しかし1年以上、この瞬間を待ち続けていた私にとってはその一挙一動が印象的でした。
「よっしゃあ!」
スタンドの端までいって、引き上げてくるラプスドールを見届ける。
(良く頑張ったラプスドール、おめでとう)
と心の中で祝福。ヘラヘラしながら歩いてると、ちょっと先にIさんの姿が!向こうもこちらに気づいた(笑)。
「やりましたね〜」と駆け寄って固く握手!
同じ馬の一口として、現地で喜びを分かち合えるのはまた格別。
「気をつけて帰ってくださいよ」
と、ヘラヘラして事故りそうな私を心配してくださり、お別れ。
おっと、その前に単勝馬券を換金…(喜)。日当も頂き、言うことありません。
7レースのパドックが終わったあと、ヘラヘラしながら応援幕を片付けて帰路につきました。
また、ツイッターやメール等でM単戦士の皆さんから多くの祝福メールを頂きました。本当にありがとうございます。
その後の当日レースの結果もみました。
ラプスドールの勝ち時計は重馬場だった前走の走破タイムよりも速い1:29.3。
単純な比較は意味がありませんが、中央で1000万だったエーシンシークルーが勝った9Rの1:29.7よりも速く、とても価値のある一勝になりました。
その後、サンデーレーシングのHPが更新されていました。
−−−
2011/11/23 園田競馬場
11/23(水)園田6R・ダート1400m戦に出走、馬体重は-12の465kgでした。
やや煽り気味のスタートでしたが、1コーナーまでには楽にハナに立って主導権を握りました。
そのまま自分のペースで進めると、直線で後続に迫られてからもひと伸びして押し切り、嬉しい初勝利を挙げています。
勝ち時計は1:29.3、2着馬とは2馬身差でした。
森澤調教師は
「能力はあるはずと思っていても、前走で負けたので勝ててほっとしました。今日は厩舎で装鞍し、馬場入り直前までホライゾネットをつけた甲斐があったのか、イレ込みと発汗がありませんでした。また、前走は貯める競馬だったので、今回はジョッキーと話をして前に行く作戦を採りました。終いまでしっかりした脚取りでしたし、時計も速かったので、それも良かったのでしょう。馬体重は思っていたよりも減っていましたが、JRAで走っていたときもこれくらいだったことを考えると、この馬にとってはこれくらいの数字がいいのかもしれません。」
と話しています。
−−−
森澤調教師としても、勝って当たり前ともいえる中で前走を落としてしまい、大変なプレッシャーがあったと思いますが、見事に前走の問題点を改善してくれました。
連戦続きで調整が難しい中でもアイシングやレーザー治療を行ってくださったりと苦労されたようです。
前走の完敗は落ち込みましたが、その鬱憤を晴らしてありあまる内容でリベンジを果たしてくれて、ラプスドールがようやく勝利を挙げてくれました。
園田競馬はあくまで通過点で、目標はあくまで中央に復帰し、500万クラスで勝ち負けをする事ですが、競馬やレースは生き物。絶対はない中できっちりと勝ってくれて本当に良かったです。
まともなら次も勝てるはずで、これで陣営も余裕をもって調整出来るのではないでしょうか。
まずは今回の疲れをとって、また次走、頑張ってほしいですね。
応援してくださった皆さん、ありがとうございました!
========
レース結果
園田6R http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2011%2f11%2f23&k_raceNo=6&k_babaCode=27
園田のレースはこちらでリプレイが見れます(PC用) http://nar.chihoukeiba.jp/Hyougo
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