土曜日にいきなり高校の同級生であり、野球部副将でもあったなヤツからいきなり電話で

「お願いだから明日人数あわせに頼む…！」

「ヒマだからいいけど、オレ、この１０何年で野球やったのは、おととしの先生の壮行試合の時だけだよ。あの時は打球も飛んでこなかったし…。戦力として期待するのだけはやめてくれよ…」

というわけで、現役時代の思い出のグラブだけもって行ってきました。


おい…、ちゃんと審判さんまでいてまともな試合やん…。ユニフォーム、スパイクまで貸与された…。やべえ…。


「ショートとセカンドとあるけど、どっちがいい？」

動き的にはショートの方が単純なんで、迷わず現役時代最後のポジションであるショートにしました。

立ち上がりにいきなりこちらのピッチャーが四球とタイムリーを浴びて２失点。

（あ、こりゃ、だらだらの試合になるから、ラッキー）
↑
自分の責任がほぼなくなる


と思ったのですが、しり上がりに調子に上げていき、２回以降はほぼパーフェクト（汗）。

３回２アウト１塁で８番の私に…。

相手ピッチャー、球は120〜130kmといったところでしょうか、球もそんなに速くもないし何よりキレがない、体の開きが早いからボールの軌道は丸見え。まっすぐとカーブのモーションも違う。

これなら、当てる事くらいは出来るかな…と、思ったら、おもいっきり背中に当たるデットボール（笑）。軟球だから全然痛くないし、何より塁に出れた…。


ここから、隠れ４番の９番の元副将も四球、１番の後輩が巨人にいた清水ちっくな鋭いスイングからライトオーバー、ワンバウンドでスタンドに入るエンタイトル２ベースで２点返し、同点。そこから、さらに四球、右中間を破る２ベースでさらに２点で逆転。

（おお〜逆転してしまった、今度はこっちが大量点か？）

と思ったら、そこからまた試合は一転して膠着状態に…。


相手チーム、５回２アウトから四球と２ベース（初回以降唯一の被安打）、四球で満塁のピンチ。

そこでまさかのショートゴロきたーーー。

やべええ…。


しかし、なんとか脚がついていって、打球も捕りやすいハーフバウンド、（傍目にはかなり無難にさばいていたらしいがこっちは必死のギリギリ）なんとか１塁送球アウト。


最終回、先頭の私、いきなりスイングを始動してもタイミングが取りづらいので、少しだけ落合博満ちっくに体の正面にバットを構えてすり足でタイミングをとって、ストレートにやまをはったら、なんとビックリのショートの頭を超えるクリーンヒット。チームに４回ぶりのヒット。これはかなり嬉しい…。


残念ながら後続が続かずに点にはならず。

最終回も調子を上げたピッチャーが危なげなく抑えてまさかの４−２の勝利。

「はじめはボロ負けかと思ったけど」

「うちのチームは経験者ばかりだし、それなりに強いんだよ」

「ならオレいらないじゃん…」

「集まりが悪いのが唯一最大の弱点なんだ…」

「おい（笑）」

…というわけで、なんだかんだ楽しく野球をやりました。


「じゃあ桜花賞があるから悪いけどすぐ帰る！」

「おい、まだ競馬やってるのか（笑）昔っから好きだったもんなあ。」


競馬も野球も昔も今も楽しいですね。


月曜〜水曜日まで猛烈な筋肉痛で死んでました…。

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