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2010年05月03日(月) 10/05/01 ヤクルト藤本退場

10/05/01 ヤクルト藤本退場


http://www.youtube.com/watch?v=Bp57z3CSyT4

こりゃセーフだなぁ。

キャッチャーが送球を取って一度目にタッチにいったときはミットが後追いになって空振りしてる(ただ、タイミングはアウト)。

藤本選手も、このタッチが体に触れもしていないので、空振りしたのを分かっている。

それで、ヨイショッという感じでキャッチャーの後方から手を伸ばしてホームプレートに触ったわけ(これでホームインが成立するハズ)。

キャッチャーも一度目のタッチが空振ったを知ってるので、二度目に逆方向に体を回してタッチにいきかけている。


コメントにあるけど、審判のプレーを見る位置が悪いよなあ…。

そのまま見てれば良かったのに、わざわざ一番タッチが見づらいところに移動してしまった。

藤本選手としては、自分の体にまったくキャッキャーのミットが触れてない以上、ノータッチの確信があるわけで…。

必死にやってるからこそ、瞬間的に激高してしまった。


ただ藤選手本の走塁も褒められたものではない。キャッチャーがブロックしてるのだから、体を開いて、ひらりとキャッチャーのブロックをかいくぐり、左手でホームプレートを触るようにした走塁をすれば何の問題もなかったプレーなのだ(笑)。

イメージとしては、イチローが第1回のWBCの決勝でやったようなスライディング。

おそらく、審判もそういう走塁をしてくると思っていたと思う。

だから、あのようにキャッチャーに完全にブロックされた一度目のプレーでアウトに見えてしまったのだと思う。


ミスジャッジではあるが、審判を突き飛ばしてしまっては退場やむなし…。

あの詰め寄られる恐怖感は審判をやったものにしか分からない。


立場上、審判から「あれは間違いだった」とは言いづらいだけに、また顔を合わせた時に藤本選手から一言をお詫びしておいた方が今後の人間関係を考えると無難だろう…。

(ビデオを見て自分のミスを知った審判も)選手から一言侘びを言われれば審判もそれ以上は遺恨は残さないだろ。


−−−

★結論

ミスジャッジではあるが、藤本選手の走塁がマズかったのも事実。体を回りこませて、手から滑り込んでいればよかった。

審判は、見る位置が悪かったのと、予測してたプレーと違ったプレーになってもきちんとプレーを見るように心がけなければいけない。

ミスジャッジなだけに、審判に批判が集まりそうだが、過失割合としては7:3くらいかな…と(笑)。


あと、言い忘れてたけど、これファーストもあかん。

逆シングルだったとは言え、捕ってから投げるまでモタモタモタモタしやがって遅いんだよ…(笑)。三回くらいステップ踏んでるぞコレ。本来なら楽々でアウトにしないといけないだろ、コレ。

事の発端を作ったという視点からならファーストが一番の重罪かもしれんぞ(笑)。


単純なアウトセーフ以外にもイロイロな事があったプレーでした。

ランキン野球解説、いかがでしたでしょうか。それではまた来週。


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