★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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2009年10月26日(月) |
「パーツの交換保証」を考えた人は頭がいい |
先日、親のパソコンが壊れた…ということを書きました。
詳しくは、単にHDDが限界に来てて、認識すらされてない状況だった…ということです。
そこで、大須のGOODWILL(パソコンショップです)にいって、ノートPC用のHDDを買ったんですよ。
んで、店員さんに壊れたHDDを見てもらって、代わりになりそうなHDDをチョイスしてもらいました。
そしで、会計の際に、
「これでほぼイケると思いますが、万一相性が合わなかった時のために、パーツ価格の10%をお支払いいただく事によって、交換保証をいたします」
という話をされました。
↑ GOOD WILLならコレ
↑ ツクモ電機ならこれ
ここでいう『相性』というのは、PCでは規格などが合っていても、メーカーが違っていたりするとなぜか上手く認識しなかったりする症状のことです。
こればっかりは、実際にやってみなければ分からない…というものなのです。
また、交換保証…といっても何でも交換出来るわけではなく、元のHDDよりも高いHDDだったら、その本体価格の差額分は支払わないといけません。また、その期間は1ヶ月まで。
ここで私は頭の中で、計算しました。
(このHDDが6300円だから、保証をいれれば約7000円。万一、『相性』が合わなくっても、本体の差額だけ支払えば別の合いそうなHDDを選べる…)
(もし、交換保証に入らなくて、無事に『相性』が合えばいいけど、万一合わなかった場合はこの6300円はパーか…)
と。そこで、
「じゃあ、その交換保証をつけて下さい」
という話になりました。
結局、その後は実際に購入したHDDをつけてみたわけですが、何の問題もなく無事に認識してくれ、Windoowsをインストール、各種ドライバ、セキュリティソフトのインストール&更新作業、オフィスのインストール、おまけにTrue Imageでのバックアップ、さらにメールの設定、無線LANの設定、液晶部分の掃除、キーボード部分の掃除…と、業者に頼めば軽く数万は請求されそうな、至れり尽くせりの作業をこなして、実家に置いてきました。
まあ、こんな事くらいしか親孝行出来ないので、そんなことはど〜でもいいのですが、車に乗りながらフト「交換保証」について考えてみたわけです。
そもそも、基本的にパソコンに詳しい店員さんが、チョイスしてくれるパーツなので、『相性』が合う可能性は高いハズなんです。
さらに、「交換」といったって、差額が発生すればその分はきっちり請求されます。
通常の交通事故などの保険金と違って、お店にとっては、はっきり言ってノーリスクなんじゃないですかね。
いや、ちょっと待てよ。
お店だって「相性が合わなかった」…といって、開封されたパーツが戻ってくるリスクがあるぞ…と一瞬思いました。
開封されたパーツってのはメーカーに返品出来るのでしょうか?
私にはそんなことは分かりません。
最悪のケースを考えるとして、ここでは開封されて戻ってきたパーツはメーカーに「返品出来ない」と想定してみましょう。
しかし、彼らはパソコンショップ。
よくショップにおいてある「BTOパソコン」があります。BTOの意味はよく分かりませんが、早い話が「組み立てパソコン」です。
デザイン的にシンプルなことや、余計なソフトや飾りがない分、NECやSONYのパソコンに比べれば比較的割安なパソコンとして人気があります。
先日私が買ったパソコンもBTOパソコンのひとつになります。
開封されたパーツが戻ってきた…といっても、彼らはそれをいくらでも利用できる手段があるのではないでしょうか。
その1つが、申し上げた「BTOパソコン」。
BTOパソコンのパーツとして、その一部にしてしてしまえば、開封もなにもないですよね。
立派な新品のパソコンです。
ほかにも少し考えるだけでも、「オークションに出品する」「系列のパーツショップに流す」等が思いつきます。
つまり、「交換保証の」最悪のケースとして想定される「開封、返品されたパーツ」が手元に戻ってきたとしても、パソコンショップはさほど痛くない…というのが想像出来ます。
…となると、この「交換保証」制度とやら。
お店にとっては、「消費者のための救済措置」としての建前はもちろんですが、何事もなかった場合、その分『まる儲け』という事になりませんでしょうか。
大須の大きい店になれば、土日なら一日に何十、もしかしたら百人以上がパーツを購入してることでしょう。
一週間で約500人が利用したとします。一ヶ月で2000人。
一回の交換保証で約525円の代金をとってるとして、2000人がこの制度を利用していたら、1,050,000円。
100万円ですよ。1ヶ月100万丸儲け。
社員ひとりあたり25万円払っていたとしても、交換保証だけで4人も雇えてしまいます。スゴイ。
なんという好循環。
消費者としてもあってありがたいし、パーツショップとしても極めてローリスクで美味しい、この『パーツ交換保証』。
この制度を考えた人は実に頭がいいなぁ…と思った次第です。
※今回の文章は、あくまで私の妄想です。…なので、この制度の実態が、実際のところはどうなのかは分かりません。ご了承を。
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