★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記

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2008年01月31日(木) 説明が失敗だった「プラス10」

今年のJRAの改革?の1つに払い戻しシステムの変更があり、そのうちの一つに「プラス10」があります。


JRAは広告などで「プラス10」の説明をする際、分かりやすく

『早い話が単勝・複勝の元返しはなくなります』

という感じの説明を前面に打ち出した。


この説明、非常に分かりやすかったのですが、ちょっと失敗でした(苦笑)。


実際には、まだ1月だというのに元返しがポンポン景気よく飛び出しています。私が記憶してるだけでも4本はあります。


2007年のデータに当てはめれば「元返し」は無くなるハズだった。しかし、JRAの読みがちょっと甘かったようだ。


競馬において、大金を賭けて元返しほどアホらしいものはないのですが、最低でも1.1倍つく…というなら話は別。

それなら100万賭けてやろうじゃないか…という人はおそらく結構いたと思う。


この考え方が究極的にいけば1点に1億賭ける人もいると思う。1億が1億1000万となって1000万の利益があれば、一瞬であなたも年収1000万プレイヤーです(笑)。


1.1倍が保障されるなら、1年一回だけの大勝負をするやつはいるだろう。

下手すりゃサラ金にお金を借りてこんなことをするバカが出てくるかもしれません。もうムチャクチャです。

一人だけ1億賭けたとして、他の全員の売り上げが500万だったとしよう。

レースの売り上げは1億500万円。

これでは赤字になってしまうので1.1倍のオッズがつけられない(苦笑)。


こうして冷静に考えれば、やはり元返しになるのは仕方ない…と思う。

犯罪を防ぐ意味でも(笑)。



このプラス10、やはり説明がちょっと悪かった。

「単勝元返しはたぶんなくなります」程度にしておけば良かったと思います。

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1月のJRAの売り上げは100%を超えているようですが、「プラス10」効果が結構あったんじゃないかな〜って思います。

JRAとしても3連単導入によって、競馬をする人の「資金回転率の悪さ(なかなか当たらない→投資額を減らす…の悪循環)」が徐々に売り上げを悪くしているのに気づいたのだと思います。

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あと、プレミアム10に関しては私はど〜でもイイ派です。

これ、早い話が1年にダービーと有馬くらいは買うよ…人向けの対策でしょ。いつも一生懸命競馬してる私みたいな競馬キ○ガイにはあまり関係ない。

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私としては「プラス10」のように全てのレースで恩恵を考えてくれた方がよっぽどありがたい。


「プラス10」の方向性そのものは間違ってなかったと思う。


JRAはこの失敗を活かして、「1.1倍を無くす」…というより、こういう人気集中レースに関してはさらにオッズを10分割に細かくして

1.01〜1.02

というオッズを可能にしたらどうだろうか(笑)。

配当は安くてもとにかく元返しじゃないでしょ。少しでもいいからプラスにしてくれれば馬券を買うほうとしては納得はする。もしこの人気馬がとべば他の馬に投票した人は高配当で大喜びですし。


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