★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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2007年09月17日(月) |
夏を制するものが秋を制す その28 札幌芝1500 GRAND PRIX 第8戦 |
夏を制するものが秋を制す その28 札幌芝1500 GRAND PRIX 第8戦
さあ、世界各地を転戦する過酷なレース『札幌芝1500 GRAND PRIX』、今週は特別戦の手稲山(ていねやま)特別です!
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日曜札幌09 手稲山特別
パドック、馬体重で予想は思いきり変更することがあります。印はあくまで目安程度だと思って下さい。
このレースは今年の札幌芝1500mで一番難解ではないでしょうか。どの馬にも少なからず材料があり、すぐに消せる馬がまったく皆無です。
とりあえずここには大体の見解を示しておきますが、最終的には直感とパドックなどで決めたいと思います。
★01ホッテストチケット ロスなく運べば
前走は行きっぷりが案外で中団からレースを進めました。
それでも最後に2着争いに加わるチャンスが来ました。そのままインを突けばよかったと思うんですが、わざわざ外の馬を行かせてから外に出すというロスの多い直線となってしまった。
3着だったホーリーミストは4角ではホッテストチケットよりも後ろにいて、そのまま内に進路を取って着順を上げたので、同じような進路を取っていれば3着はあったかと思います。…というか、ホッテストがどかなければホーリーが外に行くしかなかったのでわざわざ進路を譲ったようなカタチになってしまいました。
今回は01枠ですから下手に外に出すことはせず、インの2〜3列目でジッとして直線勝負…という感じでしょうか。キレるタイプではないので出来れば2列目につけたいところです。
★クレバーデューク 逃げるか
穴はこの馬。
2走前はサウスティーダ、プラチナムベスカがガンガンやり合ったレースを4〜5番手追走からなだれ込んだ。弱い先行馬ならもっと負けていてもおかしくなかったが、それなりに粘っています。
前走は好スタートも外枠15番枠のためにインに入れることが出来ずに終始外々を回らされた。最後脚が止まってしまいましたが、休み明けで負荷が高いレースだったので一応の言い訳は出来ます。
3走前の未勝利勝ちの時は好スタートからスッとインの2列目でジッとして直線チョイ差しで見事に勝った。キレる脚はありませんがしぶとさがあります。
先行出来てしぶとい…というのは札幌芝1500mでは最大の武器になりえます。あとこの馬は1200mですと息が入らなくて辛そうなので1500mの距離延長も○。
今回は小林徹弥騎手が乗りますが、小林騎手はキタサンメッセージで逃げきるなど、たまに札幌芝1500mで穴をあけるヒトなので注意です。
×04ユキノマーヴェラス 3着なら
前走はオリオンザドンペリが勝ったレースで4着。内容としては好スタートからインの3番手追走。
そのままゴールまでなだれ込んで僅差の4着…という感じでした。
直線で少し外に出そうとして後ろを振り返った梶騎手でしたが、ナイトレセプションが来ていて進路妨害になってしまうためにそのままインを進んだカタチになりました。
梶騎手本人はブックのコメントでそこをあげていましたが、私はむしろそれが良かったと思っています。
あれでわずかとはいえ外に出していては差しきるなど到底無理だったかと。結局前が詰まったわけでもなかったので特に差し引きせずにあの結果を受け止めれば良いかと思います。
…で、今回ですが、再度内枠を引く幸運に恵まれました。速い馬が何頭かいるので逃げることは難しいかと思いますが、インベタで追走は出来そうです。
前走とまったく同じような競馬出来そうなので、ノーマークは危険です。
★05オリオンオンサイト 先行出来る
スタートが抜群に上手く、これまで16戦しているが一度として出遅れたことがないのはスゴイこと。
これまで1600〜2200mを使われていて、1500mは初距離となります。
しかし、何レースか見て頂ければ分かるように抜群のスタートセンスがあるので1コーナーまでの距離が短い札幌芝1500mなら上手くすればハナ、悪くても2〜3番手につけられそうです。
スパッとキレる脚がないので、いつもどれかにやられてしまう馬ですが、札幌芝1500mはそういう馬が残ってしまうコース。
どちらかといえば左回りに良績がありますが、札幌芝2000mでもエアサバスの2着があるように何か問題があるわけではありません。
芹沢騎手は地味系騎手ですがよくも悪くも無難な騎乗をするヒト。最近は主戦のような感じで三度手綱をとっており、こちらも特に問題はありません。
気になるのは休み明け。さらに先のインフルエンザ騒動か、中間は熱発したよう。もしかしたら、ここを叩いて次走が狙い…ということもありえるのでパドックの気配を重視したいですね。
×05マッチレスバロー わからん
アドマイヤムーンとフサイチリシャールに次いで3着となった共同通信杯のイメージが強烈で、どうしても人気してしまう馬です。
また、まともに走られたら一番強そうなのも間違いありません。
しかし、復帰後二走は期待を裏切りました。ようは出来次第でサッパリ分かりません。
本命にしても消すにしてもリスクが大きい悩ましい存在。少額押さえておくのが一番無難かと思います。
×07ナイトレセプション 展開嵌るか
前走は前残りの流れを一頭違う脚でゴール前強襲。
札幌芝1500mなら注意…という当日記8月1日付けの予習のおかげで押さえていてどうにか馬券は的中しましたが、やはり怖い存在です。
ただ、このコースにおいて後ろからいくのはどうしてもリスクが付きまといます。
前走のようにインでジッとして少しだけ外にスライドして差す…という競馬しかありませんが、いつもいつもインに入れるわけではありません。
前回よりも相手は骨っぽくなっており、差し損ねる場面も当然あると思います。
怖いのが先行馬がハイペースで飛ばした場合。
今年の札幌1500mは昨年に比べると差しが効いており、さらに今回は先行馬がズラリと揃いました。
それならロスなくインで追走して、直線追い込みがズバリ嵌る可能性もあります。
絶対に押さえは必要ですね…。
×09ディープウイング 競馬しづらく
1000万からの降級馬。前走は終始外々を走らされたものなので、健闘ともいえる。
本来なら実力上位なんですが、キレる脚があるわけでもないけど後ろから行く馬で、距離が短くなる今回はかなり後方からレースを進める可能性があります。
どちらかといえば直線が長いコースの1600mあたりを先行押し切り…というタイプで適性として札幌1500mはあまりピンときません。
枠も外枠になってしまったので競馬がしづらい感じがします。
×10メイショウジダーン 試金石
新馬はイイ脚を長く使って人気薄勝利。2戦目は上手く立ち回ってキッチリと2着。
期待された前走は気分良く飛ばしすぎたか逃げて直線失速して8着。3歳、休み明け、短縮、外枠で1番人気とハッキリ言ってあまり買いたい臨戦ではありません。
押さえまで。飛んでほしい。
×11キョウエイタキオン 厳しいが
先行して粘りこむタイプですが、出足が鋭いタイプではなく11頭立てとはいえ11番枠はツラい。
外を回して勝てるほどの強さがあるとは思えません。
消03キーンライアン 後ろからで
前走は出遅れて後方から。外々を回しながら上がり2位を計時したことはそれなりに評価しなければいけませんが、タガノグラマラスだけが抜けていた前走と違って今回の方が相手が揃いました。
また、自身の斤量も52→55kgとなっては厳しい。また追い込みの同型としても数段レベルが上のナイトレセプションがおり、さすがにこの馬までは手が回りません。
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