★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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2007年09月01日(土) |
夏を制するものが秋を制す その21 札幌芝1500 GRAND PRIX 第4戦 |
夏を制するものが秋を制す その21 札幌芝1500 GRAND PRIX 第4戦
さあ、世界各地を転戦する過酷なレース『札幌芝1500 GRAND PRIX』、今回も張り切っていきましょう!
この日記、「札幌1500」とかで検索するとだいぶ上位にランクされるようになりました(笑)。
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土曜札幌12 500万下
◎08タガノグラマラス 注目馬&つおい
休養明け二走の成績は8着、7着といずれも5番人気、1番人気を裏切っている。
しかし、レースを見ればどちらも「そういうことだったのか」と誰でも分かるような敗因があります。
二走前はやや出負け気味のスタート。阪神外1600mの長いバックストレッチの淡々とした流れに耐えられずに3角手前から完全に引っかかってしまった。
最初は抑えようとしていた★川田騎手も途中で諦めて一気の大外ブン回し。4角ではトップオブツヨシを被せるように先頭に立つ勢い。
タガノグラマラスに被されまいとそこからスパートしたトップオブツヨシと直線で迫力ある叩きあい。
良い臨戦過程でスパートの位置がタガノグラマラスよりも遅かったトップオブツヨシに負けたのは仕方ない。
坂下でトップオブツヨシとの叩きあいに敗れると、そのあとはズルズル下がってしまったが負け方としては悪くなかった。
あの引っかかり具合を見ると、外回りコースはチョット不安が先立つ内容だったし、距離も短い方が良さそうでした。
そこで陣営もしっかり考えて、前走は芝1200mに出走させてきた。
これまたややモッサリとしたスタートながらも馬なりで中団につけ、4角でも2列目にスーッと上がっていき、あとは抜け出すだけ。
ところが直線で四方が壁になってしまって、まったく追えず。
★岩田騎手のコメント 「好位で折り合いをつけることを考え過ぎて、ポケットに嵌ってしまい、能力を引き出すことが出来ませんでした。」
と完全に自身のミスを認めている。
★ブックの短評 「前走時のフックラした馬体を維持。ゲートをゆっくり出したが、この距離でも行きたがる。手応え十分に4角を回るが、最後の直線はゴールまで前が詰まってまったく追えなかった。完全に脚を余した格好。」
とあります。
「でも、今回の1500mじゃまた掛かっちゃうんじゃないの?」
という声があがりそうですが、札幌芝1500mなら私はそれほど引っかからないと見ています。
なぜなら、札幌芝1500mはこの短い距離でコーナーを3つ回る特殊なコースだからです。同じ12.0のLAPでもコーナーで刻むのと、直線で刻むのではまったく意味合いが違います。
札幌1500mなら、掛かりそうになるところでコーナーになるので、自然と適度に息を入れるような感じでピッタリだと思います。
また、先行有利の札幌芝1500mならば、行きたがる馬を何が何でも抑えつける必要もそれほどありません。自分の好きなペースでガンガン走らせても面白いと思います。
二度も続けて脚を余すことだけ避けたい★岩田騎手としても、今度はそれなりに積極的な競馬をしてくると思いますし、それでイイと思います。
また、今回はハッキリ言って相手に恵まれました。
スタートが決まればギーニョよりも瞬発力に勝るのでかなりの確率で勝つでしょうし、やや出負けして強引な競馬になったとしても、二走前に見せた底力なら平坦小回り札幌なら十分残れます。
今回はどんな展開になっても自力で悪くとも3着以内には食い込んでくると見ました。
○07ホッテストチケット 先行
ここ二走は外枠に泣いて先手を奪えませんでした。
今回も内…というわけではありませんが、ここ2走の14番枠、12番枠に比べれば全然マシな枠です。
ハナを切るカタチがベストだと思われるだけに、もしその展開になればゴール前までしぶといでしょう。
▲09ギーニョ つおい
昨年の札幌記念当日に出て、岩田騎手のJRA通算200勝を飾ったのがこのギーニョだったので、現地にいた身としてはよく覚えている。
休み明けも、札幌も問題なく、勝ってまた500万という降級馬なので、このレースでタガノグラマラスと1番人気を争う存在だと思われます。
ただ、この馬のレース振りを見ていると完全に1800〜2000mあたりの中距離馬…という感じで、札幌芝1500mという特殊コースへの適性にやや疑問を持ちました。
もし先行しようとするならば、これまでのギーニョが無理なく追走していたペースより若干ですが速くなります。
こうなるとは今年の札幌1500でも既に見られた、ニシノマナムスメやヘヴンボーンのような感じで一見すると楽に進出してきてるようでも、いざ直線追うと伸びずに負けてしまう場面もあるかな…と思いました。
これは自分に合ったペースで走っていないことにより、少しずつスタミナをロスしてるからではないかな…と思います。
息が入らない…とまではいかないんですが、特に1800m〜2000mからの距離短縮馬が無理に先行すると、最後に脚にきて伸びを欠く可能性があります。
また、札幌芝1500mではこの枠より外になると、ガラリと勝ち馬が減る9番枠というのもマイナスです。
ここで先行バテ負けで次走の1800〜2000mあたりで買いたいですね。
もちろん、自力は上位なので今回でも一応抑えますけど、出来れば負けてほしい…という意味です。臨戦過程がいいのはタガノグラマラスの方です。
×05ホーリーミスト 注目馬&横山典のインベタ差し
前走1200mに使ったので、1500mに距離が伸びてややペースが落ち着く今回は、めちゃくちゃに置いていかれる…ということはないでしょう。
ただテンに速いタイプではありませんので、横山騎手なら、出たなりでインに進路を取り、外に出さずにそのままインベタで差してくるという、先週もナイトレセプションで見せたような騎乗をしてくると思います。
力量的には一枚劣る存在ですが、内枠と展開利と上手い騎乗によってヒョイと最後に顔を出してくるかもしれません。
×01マイティーボタン 先行するかも
新馬を逃げて勝っています。とりあえず行けたら行こうとするでしょうし、まだ底が割れてないところがあるのでマークは必要かと思います。
消14チェイスバニアン 大外枠いらない
梶騎手が札幌芝1500mの歴史を変えるとは思えない。内枠なら面白かったが、札幌死に目の14番枠でいつものように先行すればラストは垂れる。
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その他の注目馬
時間なく名前だけ
・ダイワバンディット 調教ヨシ
・ヒラボクシャトル 新馬時に調教良かった馬、スタート互角なら
・スズノオオゴン Vライン短縮
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馬場情報
・各場で「ローラーによる転圧」がかけられています。これにより前残りなる競馬場もあると思われますので注意。
◆新潟競馬場
<天候> 雨
<馬場状態> (芝) 不良 (ダート) 不良
<芝の状態> Aコースを使用。草丈は野芝約11〜13cm。外回り3〜4コーナー及び向正面で最内から2列分、また内回り3〜4コーナーで最内から3列分程度、蹄跡で凸凹してきた。ただし野芝の生長は旺盛で、全体として馬場状態は良好。
<気象情報> 28日(火)に70.5ミリ、30日(木)に50ミリ、31日(金)に16ミリの降水を観測した。合計降水量は136.5ミリ。
<作業内容> ●芝コース 27日(月)に芝刈りを実施。また、29日(水)に内柵沿いの蹄跡の凸凹を修正する目的で、軽転圧を実施した。
●ダートコース 29日(水)と31日(金)にコース全面で砂厚調整を実施した。クッション砂の厚さは従来どおり8cm。
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◆小倉競馬場
<天候> 曇
<馬場状態> (芝) 重 (ダート) 不良
<芝の状態> Bコース(Aコースから3m外に内柵を設置)に変更して2節目になったが、先週は雨天での競馬施行となり、全体的に傷みは進み、特に3〜4コーナーの内柵沿いの傷みは大きく広がっている。芝の草丈は芝コース、障害コースともに野芝約12〜16cm。
<気象情報> 25日(土)に11.5ミリ、26日(日)に2.5ミリ、28日(火)〜31日(金)の4日間では各日1ミリ、4ミリ、8ミリ、11.5ミリの降水が観測された。週間の合計は38.5ミリ。
<作業内容> ●芝コース ・今週は芝刈りを実施していない。 ・芝の生育のため、27日(月)と28日(火)に散水を実施した。 ・28日(火)に、コース内側をローラーで不陸を整正した。
●ダートコース 毎日クッション砂の砂厚を調整(約8.5cm)した。
●障害コース 芝の生育のため27日(月)と28日(火)に散水を実施した。なお、今週は芝刈りを実施していない。
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◆札幌競馬場
<天候> 曇
<馬場状態> (芝) 良 (ダート) 良
<芝の状態> Aコース(内柵を最内に設置)を使用。3コーナーの内側に若干傷みが見られるが、全体的には引き続き良好な状態。芝の草丈は洋芝約10〜14cm。
<気象情報> この1週間(24日〜31日)には降水は観測されていない。
<作業内容> ●芝コース ・27日(月)に芝刈りを実施。また、この日3コーナー内側をローラーで不陸を整正した。 ・29日(水)に肥料散布を実施した。 ・27日(月)から31日(金)には芝の生育のため散水を行っている。
●ダートコース 27日(月)、28日(火)、30日(木)、31日(金)にコース全面で砂厚を調整(約8.5cm)した。なお、乾燥が著しい場合は、競走馬の安全のため散水を行うことがある。
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