★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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2006年06月19日(月) |
番外編:2006年ドイツW杯 その18 クロアチア戦を終えて |
いや〜…なんと言いますか…疲れました。
M単の更新を終わって直ぐに試合が始まったんだけど、試合を見出したら、さっきまで何ともなかったのにもう心臓がバックバク。★川口選手がPKを止めたときは近所迷惑くらいに絶叫してしまったアホです。
良く戦った…ともいいたいし、PKを止めたり、相手の猛攻をどうにかしのいで、脚を止めるところまでは追い詰めた(日本も止まったけど)。あそこまでいったらアトもうちょっとだけ頑張れなかったのか…と悔しい気持ちも…。
でも、真剣試合ってものはこういうものですよね。
相手も本気ですから、簡単には勝たせてくれない。こういう本当の本気の勝負ってなかなかあるものではないから、場面場面で心が揺さぶられるんでしょうね。
そして、「1秒、また1秒」…と刻々と時間が減っていってしまう、あの何とも言えない感覚…。これはサッカーの、W杯という大舞台ならではですね…。
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脚が止まったことについて。
スポーツをやったことのある人ならわかると思うんですが、本当の本番って自分でも知らないうちに「メチャクチャ消耗」してるんですよ。
うまく言えないんですが…。
じゃあ、普段の試合は手を抜いてるのか?
…と思われるかもしれないですが、そういうわけではありません。普段の試合も一生懸命やってるんです。でも、無意識のうちに集中と息抜きをしてるんです。
でも、こういう本当の大舞台だと、いわゆる「極限状態」の時間がとても長くなります。普通にボールを追って見てるだけでもおそらく何秒も瞬きもせずに凝視したりしてると思うんです。
こういう1つ1つの「過緊張」の積み重ねが試合終盤に一気に堰をきったように溢れて体に出てしまうんですよね。ましてあの炎天下の下では…。
終盤、脚が動かなくなったときに、我々のように見てる方なんかは
「何やってんだ、走れば楽勝だろ!」
って思いますよね。
そんなの選手だってわかってると思うんです。
…でも、脚が動かないんですよ。常人では計り知れないほど鍛え抜かれた選手たちの脚が止まる…。そして華麗なテクニックを見せる選手が普段ではあり得ないミスをしてしまうのです…。
苦しいのは判る…。判るだけに見てて辛かったし、選手たちも動けない自分に腹が立っただろう。
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最後の時間帯、皆の脚が止まったときに★三都主選手が走れていた。彼にはスタミナはあったのだ(アウエーのイラン戦では確か欠場してたからワタシはここまでスタミナがあるとは知らなかった)。
(もしや、三都主が救世主になるのか?それもいいだろう。今まで散々コケにしたが、土下座して謝るからイケー)
と思ったんだが…。
サプライズは起きなかった。私に土下座させて欲しかったなあ…。せっかくヒーローになれるチャンスだったのに。
今の日本に足りないのは★長島茂雄さんのような人材なのかもしれない。大舞台になればなるほど、
「ヨッシャ、ええとこ見せてヒーローになっちゃいますよ〜♪」
って人。
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最高の結果は出なかったが、1戦目と違って最低の結果ではなかった。3戦目まで望みをつないだ…というだけでも全然違う。
ブラジルは決勝T進出を決めて、モチベーション的に日本より難しいのは間違いない。大義名分として
「ブラジル国民のために、王者である我々がみっともない試合などできない…」
というのはあるだろう。
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しかし、昨日も書いたけど、スポーツはメンタル面が大きく左右する。
王者ブラジルといえども、目標が優勝であるためか、まだ本調子でない選手が多いし、日本の監督が自国の英雄ジーコ…、今度の試合は自分らは怪我などせずに決勝Tへのいい準備をしたい…。
そんないろいろなものがあって、気持ちとして試合への入り方が難しい次の試合では、日本がサプライズを起こす可能性も十分ある…と私は考えます。
何よりもW杯という舞台でブラジルと戦えるなんて…!夢のような出来事です。頑張れニッポン!
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■余談
ロスタイムに★大黒選手、一世一代のドリブル(クロアチア選手は2人抜いたのに)を事もなげにいともアッサリと止めたあの審判はすげえな…と思った。ありゃ一流の選手だった人じゃないか?(笑)。あの審判だって90分走ってたんだよ(笑)。
★大黒選手はこの先ずっと「審判に止められた男」というありがたくないニックネームを頂戴してしまうのでしょうか。
しかしああいう事ってありますよね。
道を歩いていて、(あ、向こうから人が来てるから、ちょっとよけよ…)と思ったら、向こうも同じ方向に歩いてきたりして…プププ。
不謹慎だったけど、あのシーンでは私は苦笑してしまった…。あの場面、あの審判に罪はないよ。彼は避けようとしてたけど、上の例のようになってしまった(苦笑)。
これもまたW杯…か。
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