★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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2005年08月21日(日) |
番外編:ドラゴンクエスト・クラシックコンサート |
番外編:ドラゴンクエスト・クラシックコンサート
昨日はMYおばあちゃんを誘って3年連続3回目となるドラゴンクエスト・クラシックコンサートなるものに行ってきました。
競馬のG1ファンファーレでもおなじみの★すぎやまこういち先生ですが、その代表的なお仕事はなんと言っても「ドラゴンクエスト」シリーズの作曲ですよね。その「ドラクエ」のフルオーケストラでの生演奏が名古屋で聞けるのは(ここまでの通例では)年に1回のチャンス。
発売日の午前中に申し込んだのですが、すでに10列目しか空いてない…という人気でした。ドラクエ8は残念ながらまだやっておりませんが、その音楽は非常に楽しみ。
14時に名古屋駅近くのおばあちゃんの住んでるケアハウスにお迎え。栄の芸術センターに向かうが駐車場が混んでたので東海TVの近くの駐車場へ。歩いて5分くらいかかりますが、おばあちゃんは私よりも歩くのが早くて付いていくのが大変でした(苦笑)。
時間になり、セントラル愛知交響楽団の皆さんのご入場。3度目となるとなんとなく顔も覚えてきます。バイオリンの人でタイムフィルターの市川さんに髪型が似てる人がいるです(笑)。
少し遅れてコンサートマスター(エライ人?)の深山尚久さんの入場。そして音あわせ。ただの音あわせだと思いますが上手く聴こえてしまいます。
それが済むと★すぎやまこういち先生の登場。大拍手!ニコニコ顔で各方面に軽く会釈で応える★すぎやまこういち先生。★すぎやまこういち先生がオーケストラの方向にか体を向けると一気に会場が静寂に包まれる…。
コンサートの始まりです。
◆1 序曲 ドラクエ4以降でおなじみとなったトランペットのど派手なファンファーレで始まるおなじみの曲。いつもそうですが、シンバルを鳴らす位置が毎作ごとに微妙に違うのでそれを見つけるのが楽しみ。
昨年は2階からでしたが、1階に座った今年はやはり音が近い。眼前で繰り広げられる★すぎやまこういち先生の指揮によるフルオーケストが奏でる演奏はどんな高価なCDよりも贅沢なひとときです。
(序曲が終わって大拍手!)
※注意 おぼろけですが、★すぎやま先生のお話を覚えている範囲で記載します…ホントはもっとたくさん喋っていらっしゃいますが忘れてしまいました(ォィ)。お話の順序や内容が少しずつおかしいかもしれませんがご容赦くださいませ…。また、私は音楽的なボキャブラリーが普段のやりとり以上に不足しており楽器の間違いや雰囲気を十分に伝えてない可能性がありますことをご了承くださいませ。
★すぎやまこういち先生 「ありがとうございます。ありがとうございます。こういったコンサートでは相互作用といいますか、これだけギッシリのお客様に来て頂けると、演奏する私達も非常に気合が入ってまいります。
(クルッとオーケストラの方に振り返って「ネッ?」とポーズ。オーケストラの人たちも「ウンウン」と首を何度か縦に振る。)
先日、東京でもコンサートをやらせて頂きました。その時のアンケートを見せて頂いたのですがスゴク多かったのが…
『★すぎやま、イスに座ってたけど大丈夫か!?』
というご心配の声でした(会場:笑)。
ご心配をおかけして申し訳ありません(笑)。ただ、座るとラクなんですよね、楽譜をめくる時の失敗も少ないですし。そんなワケで座って指揮を致しますが、もう★すぎやまは長くないか?とか、そういうことではありませんので安心してくださいね。
では、4曲続けていきます。…あ、拍手は4曲終わった時点で、4曲分いただけるとありがたいなぁ…と思ってます。」
※注意 おそらく私のようなクラシック初心者に対して、拍手をいつすればよいのかを教えてくれたのだと思います。これまで何度かまだ演奏途中(音は非常に小さいがまだ演奏してたり、ドラクエ3の「そして伝説へ…」のラストの低音が流れている最中に拍手が起こってしまったことがあったのが背景にあるのではないでしょうか。
◆2 馬車を曳いて 物語のはじまりのような柔らかなメロディー。しっとりと聴かせてくれました。
◆3 穏やかな街並み〜静かな村〜練金がま 街の音楽。出だしメロディーはどことなく「2」とか「4」の街に似てたように思いました。そのあとはゆっくりした心地よいメロディーが流れます。途中でハーブのソロが入り「静かな村」に。そのあと何ともいえない奇妙なメロディー(説明出来ないのがもどかしい)が繰り返される「錬金がま」へ。
◆4 広い世界へ〜大草原のマーチ ハーブがポロンポロンと奏でて始まる「広い世界へ」。昨年はアンコールで聴かせてもらった曲です。
やさしい前奏?が終わったサビへ。ドラクエの王道をいくようなメロディーです。力強くいて、なおかつ伸びのある演奏。至福のひととき。
それが終わるとテンポが速くなって「大草原のマーチ」へ。おなじ基本メロディーですが、アレンジによってまったく印象が変わるのが面白い。このあたりは前作7の時にも「小舟に揺られて〜海原の王者」にもあったような手法だと思います。ゲーム中ではどんな場面で流れるのでしょうかね。
◆5 対話 なんともいえない軽快なメロディーの1曲。ゲームではどんな場面で流れるんでしょうか?シロホン(木琴)が活躍します。
★すぎやま先生のお話…(だーーっ内容忘れた) このあとは3曲続けて…という事でした。
◆6 ひんやりと暗い道〜暗い道の奥で かなり好みのメロディー。まさにドラクエの「ダンジョン」って感じ。主人公が警戒しながら前に前進していく様子や、途中で水がしたたり落ちてその音が響き渡ってくるような様子が伝わってくるようです。
◆7 讃美歌に癒されて〜修道僧の決意
◆8 つらい時を乗り越えて〜急げ! ピンチだ 「急げ!ピンチだ」はバイオリンが奏でる危機っぽいメロディーのあと、段々と盛り上がっていき、突然変調!打楽器メンバーばかりだけの演奏シーンに!カッコイイ!
(盛り上がったトコロで大拍手!)
★すぎやま先生 (打楽器が大活躍したことに触れ)
元来、集落で暮らしてる人達が敵の来襲などで危機を伝えるときにはあんなような打楽器が用いられていたんですよね〜というお話。
そして「ノド自慢」で得点を決める人が鳴らすような楽器をさらに細かくしたような「シャラララララ…ン」とすごいキレイな音がする楽器(名前忘れた)の紹介。
このあとの神秘なる塔ではこれが活躍します…とお話しされて演奏に。
◆9 神秘なる塔 ドラクエの「塔」の音楽はどれも名曲ぞろいで私はスピード感がある「4」の「呪われし塔」がその中でもお気に入りだったが、それに並びそうな勢いなのがこの「神秘なる塔」。
7の「魔塔の響き」も一風変わった「塔」の曲だったが、この「神秘なる塔」はさらに進化?した。モンスターがたむろする「塔」とは思えないほど心地よい神秘的なメロディー。
◆10 そうだあの時は〜それ行けトーポ
◆11 雄叫びをあげて〜難関を突破せよ カッコイイ戦闘の曲。★すぎやま先生も立ち上がって指揮!
「雄叫びをあげて」は最近の演奏時間が長くなる傾向にあった戦闘曲とは一転して短めの曲。コレがまた新鮮でイイ。曲のすべてがサビとも言えるようなカッコイイ名曲。
間奏を挟んでド派手に突入した「難関を突破せよ」はボス曲でしょう。
明らかにさっきの曲よりもつおそうな敵との戦い!スピード感、重厚感が一段とアップし勇者と難敵が激しく交差する様が浮かぶようです。
曲中のある部分では、まるで気合をためるかのようなポーズ(YA!YA!YA!の★チャゲ&飛鳥のような感じか?)で指揮された★すぎやま先生に鼓舞されるように全力で演奏するオーケストラの生演奏は最高でした!
〜約15分の休憩〜
2部スタート
◆12 この想いを…
◆13 城の威容〜王宮のガヴォット〜城の威容 ドラクエのお城らしい一曲
★すぎやま先生 (ビオラ、ピッコロトランペットの紹介)
さっきの楽器紹介で忘れていたのがありました。
(…といってミニ?シンバルの人を立たせる)
鳴らしてみてもらえます?
チーン…♪
もう一度お願い
チーン…♪
…なんかこれだけ聴くと「ナンマイダ〜」という感じになっちゃいますね(笑)。
あとは…といって次の詩人の世界で活躍する「見た目」はオルガンのような楽器(名前忘れた)を紹介。
おっと、急がないと時間がなくなってしまいます。このあとは7曲続けていきますね。
◆14 詩人の世界
◆15 海の記憶
◆16 忍び寄る影
◆17 闇の遺跡
◆18 大聖堂のある街 爽快な曲。高らかなトランペットのファンファーレのあとにホルンが続く、そしてバイオリン…。キラキラの太陽に照らされる西洋の国の大聖堂、その屋根から飛んでいくハトの群れ…。まるでそんな風景が浮かぶような名曲でした。
◆19 終末へ向かう
◆20 ドルマゲス〜おおぞらに戦う 宝塚記念に向かう車の中で話しをした
★ランキン 8のドルマゲスってどんなヤツなんですか?4のデスピサロのように、なんか元々は人間で…愛するあまり悪になっちまった…とかってやっつけるのがチョット可哀相なんですが…。
★たすこさん めっちゃんこ悪いヤツですから遠慮なくボコボコにやっつけてOKです
と評価された「ドルマゲス」。確かにとっても悪そうでつおそうなメロディライン。「2」のシドーと「5」の「大魔王」を合わせたようなイメージか。ティンパニーも大活躍。
そしてしばしの静寂を挟んだのち、いきなりド迫力の本当のラストボス戦「おおぞらに戦う」へ!
ゲームをやってないからどういうシチュエーションで「おおぞらに戦う」ことになったのか知りませんが、勇者パーティは間違いなく「ラーミア」に乗って戦ってますよね?ね?
ラーミアを微妙にアレンジしたメロディラインが時にはフルオーケストで重厚に、時には一部の楽器のみで優しく。さらにスピード感と緊迫感を兼ね合わせたラストボス戦は、これまた最近のドラクエとは異なるパターン。カッコイイ!一糸乱れぬバイオリンの演奏、高らかに響き渡るトランペット、さらにフルートとシロホンがハーモニーして盛り上げます。ほとんどの楽器が演奏に加わり、すごい迫力でした。
◆21 空と海と大地 エンディングらしく壮大なイメージの曲。題名は「空と海と大地」ですが私が受けた曲中のイメージの順番は「海と大地と空」です(笑)。後半、転調して「大聖堂のある街」のアレンジが流れて以降のイメージは「空」なイメージでした。またまた頭の中をハトが飛んでいきました。それともこのイメージはラーミアなのでしょうか?
(ジャン!とかっこよく終わってものすごい拍手が続く…)
★すぎやま先生 え〜アンコールやります。でも、アンコールやるってのは実はこの辺りの皆さんにはバレちゃってるんですよね(笑)。だってまだ楽譜が残ってるから(…と楽譜をピラピラ振る:爆笑)
え〜、8にも出てきます、「おおぞらをとぶ」をいきます
(拍手!)
◆22 おおぞらを飛ぶ 3で主人公たちをバラモス城に運んでくれたラーミアのテーマ曲ですよね。8ではどういう感じで物語に関わるんでしょうかね、キニナル…。あと、ファミコンでは歩く速度と同じ速さだったラーミア(涙)…少しは移動スピードは速くなったんでしょうか(汗)。キニナル…。
このオーケストラは2年前のドラゴンクエスト「クラシック」で1、2、3の曲を演奏したときに「おおぞらを飛ぶ」を演奏してるからお手のものです。フルートの音色が心地よく場内に響き渡ります。
★すぎやま先生 まだアンコールがあるのはバレちゃってますね(笑)。では最後、もう一度「序曲」!いきます。
(拍手!)
◆23 序曲 終わりも序曲で締めるのが流行りなんでしょうか(笑)。ドラクエといえばこのテーマ曲ですから文句はありません。逆に、どのドラクエのエンディング曲にしてもおかしくない。これからはオープニングを毎回変えて、エンディングはいつも序曲ってのはどうかな(笑)。
(拍手!)
(拍手!)
鳴り止まない拍手。帰るに帰れず何度も手を振って応える★すぎやまこういち先生。オーケストラの皆さんが帰って舞台に誰もいなくなっても鳴り止まない拍手。
それに応えて最後の最後にもう一度チョコンとソデから出てきてバイバーイと手を振る★すぎやま先生。…てな感じで大盛況のうちにコンサートは終わりました。休憩をはさんで2時間とチョットのコンサートでしたが、まさにアッと言う間でした。
競馬のレースでもそうですが、やはりライブで見る(聴く)のはイイですね。小さいお子さんも大勢いましたが、演奏中は大きな物音やくずる声もまったくなく、聴く方も素晴らしかったと思います。
もう親子2代でドラクエやってるような時代なんでしょうね(苦笑)。スゴイ。
帰りはおばあちゃんとカッパ寿司を食べて帰りましたとさ(笑)。
次は2005年9月25日(日曜日)に札幌で公演されます。北海道の皆さんはドラクエを生で聴けるチャンスですね。まだチケットはあるようですので良かったらどうぞ。他にも秋には東京でコンサートがあります。
ドラクエコンサート情報by★すぎやまこういち先生のHP
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