★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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2005年04月25日(月) |
番外編:2006年ドイツW杯 その6 |
最近はほとんど見れないのが残念だが、私はサッカー観るの好きです。4〜5年前はスカパーで「徹底的」に試合という試合を観ていました。
あの頃のスカパーは「てってーてき」をキャッチフレーズに南米・欧州W杯予選を全試合放送するというアホなことをやってました。
その中で予選グループ2。ここはオランダ、アイルランド、ポルトガルが同じグループになるという最悪の組み合わせ。
そんなグループ2のアンドラvsエストニア戦が妙に印象に残っている。
中継もの〜んびりした感じで、試合前なんかは担当の八塚アナと解説の誰かが「グループ2はどうなっちゃうんだろうねえ〜。オランダはまたW杯に出れないのかねえ」という居酒屋トークみたいな感じ。
強豪同士が潰し合うグループ2の最下位争いともいえる、このアンドラvsエストニアはハッキリ言って「どうでもイイ」。スカパーが「てってーてき」をしなければまず見ることのなかった試合だったろう。
選手紹介をするのだが、アンドラの選手などは当然全員アマチュア。選手紹介のときに本業なんかを言うわけよ。「この人は公務員のようですねえ」「この人はお土産屋さんを営んでらっしゃるようです」とか(笑)。
アンドラは人口6万人。フランスとスペイン間、ピレネー山脈の山あいにある非常に小さな国だ。(アンドラのホームゲームなので)まわりに見えるのはピレネー山脈の広大な山々、観客は数百人。オランダvsポルトガルなどとは同じW杯予選とは思えぬのどかな風景…。
だが、選手の一生懸命さは気迫のこもった身体のぶつかりあいはやはりW杯予選。ひたむきさが伝わってきます。
私は次第に引き込まれていった。
アンドラは「おっさんちょっと太りすぎだろ」っていうDFや、お前まだ高校生だろ?っていう少年FWが居たりするチームだったのだが、結構まとも…っていうか、この人達がなかなか上手いのである。このあたりが欧州の奥深さなのだろうか。
そうこうしてると、こぼれ球がフリーのMFの前に。ゴールほぼ正面、しかし25mはあろうかという距離から思い切ってシュート!これがまさに「ここしかない」というところに弾丸シュートが突き刺さった!ほんとにビューティフルなゴールだった。「おいおい、オッサンそんなシュート打つか〜」である。
アンドライレブンは大喜び。監督までジャンプして喜んでいます。アナウンサーが急いで調べる。
「いや〜アンドラはW杯予選でリードしたのはこれが初めてですねえ〜。これは嬉しい。」
解説者も「いや〜、ほんと素晴らしいゴールでしたねえ。」と脱帽。
そこからは試合の形勢は一転する。
アンドラだけには死んでも負けられないエストニアの危機迫る猛攻。アンドラは歴史的一勝を目指して魂のこもったディフェンス!!
アンドラのFWがひとりだけ前線に残る。たまにボールがまわってくると、とにかく人の居ないところにドリブルして(これが泣かせる)時間を稼ぐのだ。
レベルはハッキリいって低い。しかし、勝負としては最高に面白かった。
…
…
勝負の行方?エストニアが終盤逆転して2−1でエストニアの勝ち。世の中そうそううまくいくものではない。
そんなアンドラ。月日は流れて2006年ドイツ大会予選、2004/10/13ホームで行なわれた対マケドニア戦で1−0で勝利した。どんな試合内容だったのかはまったく情報がないので判らないが、きっと国中で大喜びだったろうなあ…と想像してニヤリとする私なのであった。
アンドラサッカー協会のHP http://www.fedandfut.com/
↑タイトルページのみでクリックするところが1つもない…という素晴らしいHP(笑)。電話かFAXしろとでも言いたげなように番号だけ書いてあります。
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