下のムスメが試験勉強を頑張っている。
それなのに妻はムスメに制服のブラウスを洗わせたりして容赦がない。 「約束だから」ってそこは臨機応変に対応できないんですかね。 いいですよ、干すのはお父さんがやりますからね。
そうこうしていると、ここのところ寝不足気味のムスメが10分だけ寝るから起こしてとうとうと。
あー、お父さんこれからお風呂なんだけどな。
「は?あんたいっつも5分くらいで上がってくるじゃん」 「楽勝でしょ」
な、なんてことを。 最近は寒いからそんなことないですよ。
「寒いから、ねぇ。ふ…」 「まあ、私がまだ起きてるから大丈夫だよ」
う、うん。 そうですねぇ。
うーん。 そうね。
うん… ピピピッピっとな。
「あ、ちょっとアンタ何タイマーなんてかけてんのよ」 「いくらなんでも失礼じゃないの」 「私を信用してないんだねっ」
えっ、そんな。 いやいや、そんなことはないですよ。 信用してないですけど念のためね…
「はい?」 「アンタ…。本音がだだ漏れてるよ」
あれ?えーと。
あ…。
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