おひまを頂いて、都心へ。 今日は池袋でラーメンを食べるのだ。 こうやって1人で解放してもらうのっていったい何ヶ月ぶりなのだろう。
「池袋?じゃあハンズで…」
お使いを頼まれてしまったが、そんな小さなことは、まあいいや。
あちこちうろうろして、ラーメンも食べて満足、満足。 さあ、早めに帰ろう。休みは休むことも大事だからな。 と、電車に乗ったら… 携帯に妻から着信だ。 うるさいなあ。 電車の中なんだよ。出られないですよ。
どうやら留守電に何かふき込んだ模様。 聞いてみるか。
「ちょっとアンタ!昼ラーメン食べたねっ」 「うちに怪しい電話がかかってきたよ」 「定期、落としたでしょっ」
え…。 ありゃ、ほんとだ。
すると、また着信。 あー、わかりましたよ。 もう用件はわかってるって。 僕が留守電聞けないと思ってるな。 だったら留守電にいれるなよ。
次の駅で降りて電話を入れる。
「わたし、外国人ですから名前よめないんですけど、男の人が1人でラーメン食べに来てて」 「って聞いたときには、アンタがラーメン屋でひっくりかえったのかと思ってどきどきしたよ」
あー、そりゃすみませんでしたね。 今から取りにもどりますよ。 ほとんど最寄り駅まで帰ってきてるけど。
と、いうわけでお菓子買ってラーメン屋さんに行ってきました。 ご迷惑おかけしました。 家に帰ったら、楽しみにしていた大判焼きはしなしなになってました。 しかも、隣の家から大量に鯛焼きをいただいてました。
「ぷ。せっかくの休日だったのにねえ」 「やっぱり身に付かないっていうか」 「つくづく自由が似合わない男だねえ」
なんかうれしそうですね、アナタ。
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