2003年11月15日(土) |
管理不行き届きにつき |
寝込んでしまった。
いえ、いつも寝込むあの人ではなく、僕です。
それでも午前中はつらい身体にむちうって吉祥寺まで行ったのだ。 相当具合が悪そうに見えたらしく、
「先に帰れば?」と妻。
ありがたや。 で、コドモはどういたしましょう。
「あ、ソレは連れて帰って。コレは私が」
ソレは下のムスメ。コレは上のムスメ。 こんなときにも容赦のない人である。
「だってソレはおとうさんがだーいすきなんだから」
はいはい。 とりあえず帰れるならなんでもいいや。
しかし、バスに乗るとケータイがなる。 バスの中、ケータイ禁止なんですけど。
「もうバスに乗っちゃったの?」 「アンタ、財布を持って帰っちゃったね!」 「今116円しかないよっ。バスにも乗れないし、何もできないよ!」
むむう。そう言われても。 自分の財布はどうしたんだ。
「財布はあるけど、小銭しか入ってないよっ」
…。 わかりました。 ついたら車で迎えに行きますよ…。
数分後、今度はメールが。
「銀行のカードがあった」 「お金おろすから迎えイラナイ」
はぁ。そうですか。よかったですね。 ごゆっくり、とメールを返す。
そんなこんなで、僕たちと1時間差くらいでご帰宅。 画材だの、上のムスメのジグソーパズルだの、ケーキだの荷物満載。
カード、見つかってほんとによかったのか疑問。
あとはまったりしていたのだが、僕の体調はどんどん悪化していく。
「ねー、そんなんでカレーなんか食べられるの?」 「お粥作ろうか?それとも抜く?」
ううー。胃が痛いし、お腹は壊しているし、食べないほうがいいのかも。
「へー、人が寝込んでるときは食べないから治らないとか」 「そんな態度は治す気がないとか言ってるくせに」 「それ飲んでとっとと寝なさいよ」
出てきたのはインスタントみそ汁…。 病気の夫にインスタントみそ汁…。
ああ、なんだか寒けがしてきた。きっと熱があるんだ。 はかってみると、36度5分。 こ、こんなにつらいのに熱はないのか。
「うひゃひゃ。これだから男って奴は」 「アンタなんか37度こしたらもうう動けないね」 「いつも人の枕元で仁王立ちして自己管理とかいってるからバチがあたったんだよ」
うう。 分が悪いので、そそくさと自分で布団しいて寝ました。
|