けちぞう日記
妻やムスメから「けちぞう」と呼ばれる男の日記。
と,いっても書いてるのは妻。

2003年03月23日(日) 旅行三日目

最終日だ。
今日はとてもいい天気だ。
続けて早寝したのがきいたのか、体調もだいぶ戻った。

「さーすーが。仕事がだーい好きだから、月曜日には万全の体調ね」
「自己管理だもんね」

くっ。嫌みなやつだ。

まあ、さらりと流して。
今日は混まないうちに帰るぞ。
ささ、みんな急いで支度して。

「えっ。もう帰るの。まだ9時だよ」

こういう時間に出れば渋滞にあわずにすむんだ。
だいたいいつもアナタがぐずぐず買い物したりするから
帰りは時間がかかった揚げ句に渋滞につかまるじゃないですか。

今出ておけば買い物魔神が目を覚ましても、渋滞にあわずにすむでしょう。

「むー。じゃあ、どっかによってくれるね?」
「こないだみたいに一目散に帰らないね?」

いや、こないだはチェーンもなかったし、
雪をしのぐために遅く出たからあせってたんですよ。
今日は早めだから少しくらいはよってあげてもいいですよ。

「やったー、じゃ、早くいこー」
「明日誕生日だし、なんか買ってくれるよね?ね?」

うっ。そうだった。
忘れてた。
あ、でも一昨日も昨日もごちそうだったじゃないですか。
これがプレゼントということで。
なんて言って通じる相手じゃないな。
ま、いいでしょう。
何も用意してないしな。
後々ぐずぐず言われるのもいやだし。

ところが。
出たのが早すぎて店はほとんど開いてなかった。
開いていたのは饅頭屋とか道の駅とか、
妻に言わせれば「べたな」土産屋だけだった。

「このうらみは忘れないからね」
「明日は誕生日なんだからね」
「なんとかしてもらうからね」

渋滞にはあわなかったが、妻の恨み言を延々聞かされながら帰ってきたのだった。

風邪がぶり返しました…


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きゅ〜