創作人のつぶやき
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2004年04月08日(木) 海底散歩

生クリオネを見に海遊館へ行きました。
生クリオネの展示はちょっとしょぼかった。
ま、始めて見たのではないから感動も薄いのかな。
以前、すでに鳥羽水族館で見たのでした。
しかし、横でビデオで流れていた
「クリオネの捕食シーン」は恐ろしげだった。
クリオネってヤツは、殻のない貝らしいです。
肉食なのね。獲物は自分より小さい殻なし貝。
頭の部分が口で、獲物が来たらガッ!開いて
ニュッ!と突起物が出て獲物を抱え込む、という。
例えるならば、
ピンクのかわいい服を来たかわいらしい子供が
ひらひらとお遊戯をしているところに、
ぱたぱた〜と鳥が飛んできたかと思うと
バカッ!と頭が開いて、
鳥に食らいついて、ニュッ!と角みたいなのが出てきて
鳥をぎゅっと抱え込んで、バキバキッ!そんな感じ。


海遊館のでっかい水槽を上から下へと歩いていく。
アクリルの板の向こうのすぐそこにいるやつなんか
触れるぐらいの距離のところにいるので、
ペンギンの足の裏が軍手のブツブツみたいになっていたり、
熱帯魚の不可思議な模様とか、イルカのへそとか、
ワニのまぶたが下から閉じるとこやら、じっくり見たりして。

泳ぎ方がいろいろなんだー、と改めて思った。
人間がうつ伏せに水に浮いてるとして、
足を縦に振って泳ぐのがイルカ。ドルフィンキックってやつね。
魚やサメは横に振る。
アザラシはひねって回転して進む。
ラッコはぐるぐる前転してたなぁ。進んでなかったけど。
ペンギンは羽ばたいて泳ぐ。さすが鳥。
エイも羽ばたいてるように見えた。
実際、かもめのような顔したヤツもいた。
あんな鳥が空を飛んでたら面白いなーと思いつつ。
エイって、ぺらぺらかと思ってたら真中の体の部分は
結構肉厚で丸いのであった。
オニイトマキエイっていう巨大なエイが、
なぜか泡がぷくぷく吹き出している上でずーっとバック転していた。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐると。
ジンベイザメって、一反木綿みたい。
マンボウって、下半身どこに忘れてきたのっていうような、
デッサン狂った体よねとかおもいつつ。
マグロとかアジとかイワシとか、
切り身じゃないよ、開きじゃないよ、とか茶化しつつ。
魚ってたいがい愛想悪い顔してる。
への字口とか、とんがり口とか。
でも例外がいた。ハリセンボン(ふぐ)は、にまっと笑っていた。
魚の正面顔って、なんかまぬけ。

と、まぁ、
たっぷり2時間もうろついてたのでしたー。
満喫したから当分行かなくてもいいわ。


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