ちょっと長いお話。 嫁さんとベビーカーをひいての帰り道、小さな女の子が泣いていた。そばにはそのお友達と、泣いている女の子がほっては置けなかった女子高生2人。自分もほっては置けず、
「どうしたの?」
聞くと、お姉ちゃんと一緒に近くの駄菓子屋へ行ったが、お菓子を買ってもらえず、泣いていたらしい。で、そのお姉ちゃんはというと、妹をほってどこかへ行ってしまったらしい。 まずは困ってどうしようもなさそうだった女子高生2人をいいよといって帰した。しかし、自分たちもいろいろと女の子に声をかけたが、一向に泣き止もうとしない。30分近く泣いていたが、夕方も5時近くなり、そばにいたお友達も家に帰らないと怒られる時間。だんだん泣き止んできたようだが、顔をあげようとしない。そこで嫁さんが
「おじさんとおばさんはここで帰るから、早く帰るんだよー。」
ということで離れようとした。自分だけは離れてすぐのところの電信柱に隠れてみていた。女の子のお友達もそれを確認して女の子に声をかけた。すると、顔をようやく上げ、笑顔になってお友達と帰っていった。お友達のほうはこちらをチラッと向いて会釈をして笑顔で帰っていった。
ちょっといいことしたかなと思った。それと同時に、女の子は泣きやむ際に顔を上げるタイミングを図っていたのだと思った。見知らぬおじさんやおばさんがいたのでは上げずらい。でもいつかは上げなければいけない。そう思っていたのだと思った。そう考えると、もっと早くその場を離れてあげればよかった。でも、いざ泣いている女の子をなだめようとすると、言葉ばかりが先行する。「暗くなっちゃうよ。」「よし強い子だ、顔を上げてみよう。」などなど。こういう時ってそれだけじゃ解決しないと感じた。
小さな女の子の気持ちを読むのは難しい・・・。
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