番長のコラム

2001年10月14日(日) ラストラン

 F1最終日。この日2人のドライバーが最後の走りを見せた。おととい触れたジャン・アレジ。そして1998、1999ワールドチャンプのミカ・ハッキネン。ひとつの時代が終わろうとしている。
 ミカ・ハッキネンは「引退」ではなく「休養」。彼は言う。
 「常に全力で戦ってきた。次に同じモチベーションで戦うには1年の休養が必要だ。」
 今の世の中こう言える人がどれだけいるのだろうか?本来人間は休みがあって初めて全力を出し切ることができると思う。ハッキネンのように1年とは言わないが、せめて少しは休養は必要。これは仕事でも恋愛でも一緒では?来る日も来る日も全力では自分も疲れるし、相手も周りも疲れる。少し違う空気を吸うことで、次がとても新鮮になると思う。いいきっかけにもなると思う。
 ハッキネンが再来年F1に復帰ができる保証はない。それでもこの道を選んだ。お疲れ様でした。
 しかし私の「休養」は長過ぎた。いい加減もとの空気を忘れてしまった。


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