ABZ’s daybook
ホームページ復活。いらなくなったPSソフト募集中。

2001年11月01日(木) 研究室にて。

研究室から日記を書いています。
こんな事もあろうかとIDとパスワードを紙に書いてきたのです(確信犯)。

今日は夜中にK氏と一緒に酒とジュースと唐揚を買い、
K氏の家に行きキムチカルビチャーハンを頂き、
ファジーネーブルとブロイを飲みました。
5時頃家に帰って寝ました。

11時に起きてK氏の待つE戸駅に行きました。
前回のガス欠からどうもミラの調子が悪く御機嫌斜めの様です。
加速性能が増々悪くなった様な気がします。
きっと気のせいでしょう。
こないだ入れた15リットルがもう無くなりそうです。
燃料代もばかになりません。
だれか私にお金を下さい。
ホントに。

E戸駅には定期を買う為にいきました。
最近在籍している学校(T京理科大学)に行って無いのにどうしたのでしょう?
それはバイト先までの定期を買うよりT大までの定期を買う方が安いからです。
うーむ恐るべし学生。

ちなみにバイト先には
もうT大には行って無いので定期買ってません。
と言ってあります。

バイトには土日しか行って無いのに定期買ってお得なのかと申しますと、
上の方をもう一度読んで見て下さい。
何かおかしい所が1つありますね。

まあそのあとの事は御想像にお任せします。
多分JR東日本に多大な罰金を払わなければならないでしょうから…

定期を買ってK氏に**していざ学校へ。
今日はプリングルス(サワークリームオニオン)とおさつドキッ(プレーン)、
さけるチーズ(スモーク)を持っていったので食料に関しては大丈夫でしょう。

昼前には到着。
実験開始です。
今日は前回の失敗を踏まえて少し温度や試薬等を変えてみました。
やっている事は相変わらず大腸菌を増やすんですけどね。
種菌と言う培養する前の状態の菌がちょっと変だったので教授に聞いた所、
もう1回種菌を作らないとダメかも。
と言われ作ったりもしました。

培養がきちんとうまくいっているか何時間かおきに測らなければならないので
学校からは出られません。
出ても何にも無いのでどっちでも良いですけど。
缶詰め状態です。

暇です。
寝たりもしました。
ネットサーフィンにも飽きてきました。
CDもパソコンで聞けますが肝心のCDロムが無いです。p(ToT)q
ネット麻雀も同じ部屋に木曜金曜だけいるW辺先生がいるので
躊躇われます(でもちょっとやった)。

こんな事を想定しての日記です。
凄いぞ朝のABZ!
偉いぞ朝のABZ!

まだ後1時間程ありますねえ。
では社長の話を。

ちなみに社長は今日もお休みです。
噂では教育実習の授業みたいなのがあるらしいです。
そう言えば彼女には先生になると言う道もあるんですね。

初めて会ったのは今年の2月でしょうか。
同じ学校の同じ学部だからきっとその前から会っているのでしょう。
しかも1年生のときは同じクラスだったし(爆)。
最初の印象はお金持ちな感じがしました。
服はブランドものだし。

卒業研究を選ぶ時に私は
今やっている研究(生化学)がT大には無かった事。
T大は他の大学や研究所等の研究をさせてくれると言う制度がある事。
家からなるべく近い所(少なくともT大よりは)。
と言う条件で探した所現在行っている学校を見つけたのです。

社長は家から5分で来れると言う素敵な理由でここを選んだのです。
でとりあえずその研究室に2人とも入れる事になりました。

最初の頃は社長なんて言う渾名は全く無かったのです。
(今もABZが密かに呼んでいるだけ)
まだ研究する以前の練習段階に入るか入らないかという頃。
教授の部屋で珈琲を頂いている時に世間話と言うかそんな様な話になりました。
その時社長が言った事は…

「家がもう1つある」
「そこで私塾を開いている」
「税金は払っていない」

と言ったのです。
しかももう1つの家は我が故郷Y街市にあるらしい。
って言うか確定申告しないと…
その時ABZの中に1つの言葉が浮かんだのです

「社長」

そして彼女は陰で社長と呼ばれるに至ったのです。

4月に入り研究も本格的に始まり、
それぞれの進路について教授が聞いてきました。

ABZは研究を続けていきたかったので
「大学院を目指しています」
と潔く(?)言いました。

社長は1年生の頃からずーっと「公務員ゼミ」なるものに出ていて、
「公務員試験を受けます」
とこちらも潔く(?)言いました。

2週間位したある日、
学生実験で1人の生徒が共同実験と言う形で入って来ました。
彼の名前はO久保君。
1度薬学部を卒業して医学部に入ったと言う強者です。
O久保君の受験話を一生懸命聞いている社長がいるのです。
教授が聞いた所、
「公務員は無理そうなので医学部編入をしたい」
と行っていたらしいです。

数週間公務員試験も見事に滑り、
医学部編入もお金と学力が足りない事を知った社長の姿が…

そうなると残るは就職か大学院進学かプーかの3つに絞られます。

プーはプライドの高い社長の事でしょうから絶対避けるでしょう。

就職も今からでは遅すぎます。
と言うかやる気にならないでしょう。

残るは大学院進学と言う事になります。
社長はABZがやっている研究がつまらないと感じたらしく、
上の階の先生の蚊の研究に大変興味がある様です。
そこの先生の繋がりからどうやら
「寄生虫」
の研究をしている大学を探し出した模様。
3つ位見学に行って1つの大学に絞ったらしいです。

試験も英語と面接だけの簡単なものだし、
見学にきた人は結構有利になりほぼ確実に受かるでしょう。
とその研究室の先生から聞いて適当に頑張っていた社長。

結果は皆さん御存じの通り。

「不合格」

「たちの悪い詐欺に会ったと思って諦めなさい。」
とうちの教授が笑いながら言っておりました。
その時の社長の乾いた笑いと言ったら…
思い出すだけでも寒気がします。

頑張って先生になる為の試験を受けて下さい。
そしてまた落ちて凹んで下さい。
そして私塾の先生になって確定申告をして下さい。
そして寄生虫博物館に行って下さい。





おっともうこんな時間です。
そろそろサンプルをとらなければならないのでこの辺で。

明日の予定は学校のみ。
教授の授業(実験)の手伝いをするかも。


 < 昨日  目次  明日>


ABZ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加