世にもいい加減なネバーエンディング海外ドラマ
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2002年05月28日(火) リチャードmyラブ 5

         アリーはぶつぶつ言いながら、またユニセックスのほうへ歩き出してしまう
         ユアンはリチャードの横を通りすがる


ユアン  「(びくっ)な、何?」

        いつものごとく突然取り付かれたようにリチャードが
        うっとりと人差し指をユアンの喉元にすべりこませたのだ


リチャード  「いやぁ、別に、ほら、すすが・・・」
ユアン    「・・・・すす?」
リチャード  「(既に指を嗅いでるし)・・え?すす・・」
ユアン    「・・・・(腑に落ちないが仕事を終らせようとする)」

         そばにいたジョンはあきれている。エレインはそれを見逃さない
         
         アリー、用は済んだんだったと気がついてUターン
         戻ってきてエレインをじーっと見る


エレイン   「あら、なーに?アリー」
アリー    「うんと、その、今までに、間違えられたことある?」
エレイン   「・・・何と?」

       アリーとエレインが話している間に、ユアンがリチャードのところに戻る
         
エレイン   「やだ、アリー。私よ?ありえない・・・あ(と、気づく)」
アリー    「(それに気づかず)そうよね、そう、きっと、彼女の方が不思議な・・・」
エレイン   「アリー!それより、見て、リチャード」
アリー    「え?」(振り返る)
エレイン   「・・・(微笑)」
アリー    「え?何?」
エレイン   「(嬉しそう)・・・ユアンのたるみ」
アリー    「触ったの?!」
エレイン   「さっき」
アリー    「(もう、リチャードったら・・・)・・・さっき?今じゃなくて?」
エレイン   「ええ、さっき。彼女、わざわざ戻ってきたみたい」
アリー    「え?それってどういうこと?」
エレイン   「さぁ。でも、多分、これからがいいところ。うふ」
アリー    「何、それ?」
エレイン   「勘よ。いいから、見てて」(目がきらきらしている)
アリー    「!・・・・この目だ」

         と、エレインを見た後、しかしアリーもリチャードたちを見てる
         丁度、マークも通りかかり、ふとリチャードの方に目をやる
         リチャードはユアンが自ら近付いてきたので、ぽかんとしている
         ジョンはそばでただならぬ雰囲気を感じ取る
         ユアンは、そのうちだんだんとりあえずにやけはじめるリチャードを見ているが


ユアン   「この現代の社会生活で、首にすすがつくことって、そうないと思うけど」

つづく


moto |M@IL日常こんな劇場(^▽^)ノネェネェd(@^∇゚)/前向きに

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