2006年06月10日(土) |
キルギスの旅2・・アクベシム、ブラナ、イシククル湖 |
2006.4.23
ビシケクのマナス広場を8時半に出発し、砂糖大根の産地カント、戦闘機のあるトクマクを通過してひたすらアクベシム目指した。途中キルギス・アラート山脈が目を楽しませてくれる。

アクベシムはただの原っぱでここが遺跡の跡だとはとても思えない。ただ平地に穴のあいているところがあるだけなのである。

アクベシムの砕葉城(スイーブ城)都市遺跡は657年に唐に滅ぼされるまでは西突厥の王都であった。王宮や仏教寺院も発見されているが、資金不足のためまだ9割以上が地下に埋没しているという。このスイーブ城には628年玄奘三蔵が26才の時、旅の庇護を求めて天山を越えて来場し滞在したといわれる。
次にブラナを訪問した。ここには荒野の中にミナレットが残っていた。

大きな丘にはカラハン王朝の王宮があったとされる。

イシククル湖の宿に到着する前にチョルポン・アタの岩絵野外博物館を見学した。ここには多数の岩絵が野外に放置されていたが、質のよいものはあまり見当たらなかった。

イシククル湖は空が曇っていてきれいな湖面を見ることができなかった。

早朝イシククル湖畔のホテルを出発してビシケク目指して砂漠の中を再びバスで移動した。この日の延べ走行距離は540㎞に及んだ。
ビシケクに到着しビシケク最大のオシュバザールを見学した。

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