扉が「かちゃん」と 音を立てて閉まるその瞬間から 私は独りになるそういうふうに 解りやすく目に見える壁があると いいのに季節を越えるコトにだけ 懸命になって大切なモノから 目をそむけたまま ねどんなに側にいても 遠い それでも失うコトを考えたら 今の状態よりもっと苦しいんだろ扉を開ける時 いつも思う”アナタが其処に 居ますように”祈るような気持ちで切なくて 馬鹿馬鹿しい ノブを廻す手