くらりねっとにっき
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2006年08月02日(水) |
読んだ直後ですので。 |
今日は久々に文庫本を購入。 お気に入りの唯川恵の「ため息の時間」
呼んでいて、テンション下降。悪い意味ではなく。 だって怖いんだもん。 この人の書く女性の怖さ。 それって北国の人、独特の、もの、のように思う。 まさしく、ほぼグレーの空の下で暮らし、長い冬に耐えている・・・だけれども・・・というような。
うまく表現できないけれど。
この人の本が好きだ、と言っていたけれど、最近は何か違う。
この人の書く文が好きだ、と言うイイ方は出来ない。 嫌い、とかでは決してない。 好ましいでもない。 共感できる、というのも違う気がする。
だけど、読んでしまう。のめりこんで読んでしまう。
自分も女だけれども、女って怖いなあ、と思ってしまう。 ・・・ということは、ここに描かれている、女性の怖さ、を自分も持っているのか。
なんて。
かわいさあまって憎さ百倍。 愛と憎しみは表裏一体。
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