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2002年03月10日(日) 「間(ま)」の美学

「●●君(アタシの息子)が4月から小学生になってしまうから、そうなると長期旅行にも簡単には行けないし、来週ハワイに旅行に行こうか?あ、もう旅行会社に予約はしたから」

と、アタシの母が言いました。
え?!来週?!ヤバイ、パスポートの期限切れてるし!でも嬉しいなぁ!ワーイワーイ!!
寝ていたアタシは寝床から飛び起きました。慌てて荷造りの用意をしなくちゃ。

ふと、一抹の不安を感じて母にもう一度聞いたら「は?何アンタ寝ぼけてんの??」と言われて落ち込んだ美南海ですコンニチハ。ガックリ。

イイ大人が12時間も寝ちゃダメですって。<オレ
どうやら全部「夢」だったみたいです。脱力感満載。

えーと。さっそく。「間(ま)」の美学。

「間」と言えば。
アタシは結構やーらしい性格なのか、こっちの言葉に対しての相手の反応にちょっと敏感です。気心の知れてる女友達なら、そういう「言葉の駆け引き」っぽいモノは無いんですけど。

特に彼氏とかかな。とか、好きなヒトとか?
「相手を試す」と言えば言い方は悪いけど、それに近いのかも。こっちが投げた言葉に対する返答とそのタイミングと言うか。それに付属して、仕草や目の動きなどの一挙一動にすごく敏感っつか。ギャハー!オレってヤな奴(笑)

相手の返答そのものよりも、その返答に至るまでのタイムロスとか視線の動き・仕草の方が重要な気がします。態度が全てを物語ってるとゆーかぁー。

それで「あ、こいつウソ言ってんだろ?」とか「今アンタはこう答えたけど心の中で動揺してるだろ?」ってのが分かってしまうんですよねー。ま、当然「百発百中!!」・・・とまでは行ってないだろうけど。

こーゆーのが「オンナの勘」って言うんでしょうかね?

どんなに化粧を上手くしてても、綺麗な服を着てても、流行のブランドに身を固めていても。
ズルズルベチャベチャと音を立てて飯食ってたり、猫背で立ち姿が美しくなかったり、眉間に皺を寄せている人は美しくないっしょ?

オンナの動作を綺麗に見せるには、右側にある物を取る時に左手で取り、左側にある物を取る時には右手で取ると美しく見えるそうです。有名なので聞いた事があると思いますけど。

こーゆーのも「間」に関わる事だと思います。同じ事をするのでもそれだけで動作が綺麗に見えるんですからねぇ。

漫才やお笑いだってそうです。
お客さんの呼吸を読んで、タイミング良く「笑い」を繰り出さなくてはいけません。そのタイミングを間違えると面白い事も面白くなくなってしまいます。

アタシは15年程クラシックバレエをしてたんですけど、クラシックバレエにも「間」と言うものが重要です。クラシックバレエに限らず、モダンバレエでもヒップホップでもブレイクダンスでもジャズダンスでもエアロビクスとかでもそうだと思いますが。アタシの専門的な分野=クラシックバレエで話をさせてもらいます。

クラシックバレエには「パ」と言われる一連の基本的なステップみたいなモノがあります。踊りはその「パ」の何十何百の組み合わせで出来てます。

分かりやすい例えで言うと、「スキップ」→「前転」→「ケンケン」→「ジャンプ」・・・と言う感じの、ステップの組み合わせです。このステップ単体も大事なんですけど、ステップとステップの間が汚らしいと、その踊りは台無しになります。ステップ単体は訓練が出来ますが、その「間」の持つ美しさはステップ単体の訓練以上の訓練が必要なのです。

単に「ジャンプ」するにも。
立って、その次に膝を曲げて、次に床を蹴り上げて空中に飛び、最後は膝を曲げて着地する・・・・と言う一連の動きがあります。飛び上がるのが目的でも、その為に膝を曲げる「間」の動きがあります。高くジャンプするには、その「間」となる膝の屈伸がヤワだと高く上がれません。

人間とは常に流動した動きの中に生きているモノで、最終結果で同じ事をしてる人でも、ズルをしてでも要領良く結果を出した人よりも、コツコツと頑張って努力を積み立てて結果を出した人の方が素敵だし、同じ事をしてもその事から学んだ事は、要領良くやってきた人よりも回り道しながら自力で這い上がった人の方が多くを学んでいますものね。

ああ。なにやら難しい話になってしまった。

アタシはクラシックバレエを見てる時、男性舞踊手のモッコリが非常に気になります。白いタイツなんかだと凝視です。ジュル〜ン。しかし、あの男性のモッコリはサポーターなんですよぅ。知ってました?
あのモッコリは罪です。猥褻です。ドキュ〜ン♪


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感想とか。


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