2002年02月14日(木) |
「自分」と言う壁を壊す |
今日は日記を休もうと思ったけど、やっぱり書く事に決定。明日の分だけど。 (書いてる日→2月13日でっせ)
パソでCDを聴く時に音質が悪いのは、やっぱスピーカーをつけなくちゃダメかねぇ?割れてるよ、音が。聞き取りづらいったらありゃしないっつの。
プロモの降谷のカッコ良さにつられてDragonAshの新しいCDを買ってしまったぁ〜ン。ああ。ミーハーって言うな。降谷と一回でイイからヤりたい美南海ですコンニチハ。<バカ
アタシ、昔「hide」が好きだったんだけどね(今でも時々聴くけど)、特に「Beauty&Stupid」が好きだったのよ。あの歌い方や曲調の「世の中のナメッぷり」とか、「ぶっ飛び」ぶりとか、プロモのケバケバシイ蛍光色使いとか。現実世界からトリップしてしまいそうな快楽を感じてさ。
アタシは誰の歌を聞く時も「歌詞がどうのこうの」とかあんまり考えない方なんだ。聴いた時、耳に入った情報と自分の感覚が全て。歌詞すらも「ヒトツの楽器」と言うか「音」として聞いてると言うか。
たぶんhideってすごく真面目な人なんだろうと思うのよ。真面目だからこそ「イっちゃってる」モノを作れるというのはあると思うのよね。
「秘められた才能」とか「秘められた自分」と言うものは確実に存在していると思う。例えそれが今現在は見えなくてもな。
よく聞く話だけど、「小さな箱に入れられたノミの話」みたいなものでね。 本来は高く飛べるはずのノミ。そのノミを小さな箱に入れておく。小さな箱だからそのノミはピョンと飛ぶといつも天井に頭をぶつけていて。そうやって自分の限界を、その慣性によって自分で決めてしまって、天井のない外の世界に出てもその箱の高さ以上を飛べなくなってしまってた・・・という話。
ヒトって、成長する度に「経験」と言う良い物を吸収するかわりに、「妥協」とか「諦め」とかまでも覚えてしまう事がある。薬の副作用みたいにな。でも「妥協」や「諦め」が悪いっつーワケではなくて、それも必要な経験のヒトツなんだけど、それによって自分自身の限界を決めてしまう事はもったいないよねー。
何度も書いて悪いんだけど、アタシは離婚してます。 その時、アタシは「夫婦とは、こうあるべき」「妻たるもの、こうあるべき」「夫たるもの、こうあるべき」と言う高らかな理想があったのよ。と言うのも、自分の親の不仲を見て育ってきたから「絶対自分はこうならない!絶対自分は失敗しない!」・・・と、あまりにも肩に力を入れてたのよね。自分の父親とは正反対のタイプを元旦那に選んだんだよ。
でも結果はこうよ。アッハハ。<笑っとけ よっぽど肩に力を入れ過ぎてたんだろうな。アタシが必死になればなるほど、元旦那は自堕落になっていったんだよ。
アタシも元旦那も箱の中のノミ。つか、アタシが元旦那の天井を下げてた気がする。そしてアタシは自分で自分の天井を下げてた。自分で自分の首を締めてたと言うか。
親が離婚してる家庭の子供は、将来子供までも家庭を持った時に離婚しやすいと言うのはそういう事なんだろうね。リキみ過ぎてダメになるっつか。肩の力を抜いて家庭を築けないのかしら?だから別に「親が離婚してるから離婚を簡単に考えてる」ってワケじゃないと思う。<アタシはそうだったし
子供の頃(小学校高学年の頃かな)、アタシは創作・美術系が大好きで「将来は美大に行きたい」と言っていたんだ。それを聞いた母親は「美大なんてとんでもない!」と言ったの。当時、美大生が母親のヌードの絵を描いたとかで世間はちょっとしたニュースが流れてた時でねー。今思えばそんな事ど〜でもいいような話なんだけどな。子供って親に反対されると「ダメなのか・・・」と諦めてしまうじゃん?
で、中学生の頃「美容師になりたい」と母親に言ったら「美容師なんてとんでもない!」と、これまた大反対。理由は「そーいう美容業界は大半が女性社会だから人間関係がヤヤコシイ」って事。今思えばそれもワケ分かんない理由だよね(笑)。
親がOKするような将来でないといけないんだ、と思ってしまってた。 そんな風にアタシは親に天井を決められて、それ以上飛べないノミだったって事だな。
親って子供にとって「家庭」と言う小さな国家の法律を決める絶対的存在。躾や生活のマナーを教えてくれると言う大事な役割もあるし。でも、それが時として「高く飛べるはずの子供の天井を、親が低くしてる」って事もあるんだよな。「親」という権限でもって、それを振りかざす時もある。
マゾ行為にに溺れる会社の偉いサンとかも、どこかで自分のバランスを保つ為にSMに興じてしまうとか。そういう人は自分自身の壁を突き破れる能力があると思うのよ。
自分自身の持つ「壁」を打破する、って事は大変だと思う。それは、その壁の存在に自分自身ですら気が付いていない事の方が多いからね。 自分が苦しさの中に居るのは何故か、と考えた時、自分で自分の首を締めて、自分で自分の飛べる天井の高さを制限してしまっているから・・・・という事が多いような気がするなぁ・・・。
ま、こうやってアタシが苦手な文章を書く事も、 自分自身の壁を破る突破口だと思ってるよ。
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