Coconut Vanilla POISON*
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2001年12月24日(月) クリスマスの思い出

検索エンジンからココにいらっしゃる方のキーワードが圧倒的に「指定着信拒否」です。「ヌキキャバ」を大幅に引き離しています。つか、なんでそんなに指定着信拒否を検索するのさ?ナゾだよ。頻繁に検索しなければいけない理由がそんなにあるのかねぇ?<着信拒否


コンニチハ美南海です。めりくりすます!ぅぉ〜ぃぇ〜ぁ★

クリスマスと言えば思い出す思い出。アタシは昔、デパートのオモチャ売り場で働いていました。12月にもなればオモチャ屋はメチャメチャ忙しく、23〜4日はそれのピークを迎えるのです皆さんも知ってると思いますけど。

アレは20歳の頃のクリスマスイブ。営業時間は通常の7時までではなく8時まででした。それだけでもゲンナリするっつーのに開店から閉店までカンヅメ状態でした。休憩も無く。しかし7時半も過ぎればお客さんのほとんどが帰路に着いてしまい、店内はガラガラになってしまいます。クリスマス商戦の過ぎ去った嵐の後、アタシはやり遂げた充実感と脱力感、そして赤い包装紙でオモチャをひたすら包みまくった手は包装紙の色が移って真っ赤になってました。さらに包装紙のフチで切れた指先がヒリヒリとしています。口をポカーンと開けて、身動ぎヒトツ無く、そして何処を見るでもなく佇んでおりました。

アタシの視界にカップルが入ってくる。

見ると秋に別れたばかりの彼氏。その横に居るのはアタシの従兄弟とよく遊んでいたオンナ。何でこの組み合わせの二人が?そして何故わざわざアタシの仕事場に??しかも見ててハズカシイほどイチャつきながら???

それは明らかにアタシに見せ付けるためにその二人はわざわざアタシの仕事場まで足を運んできたってワケです。まーご愁傷様。怒涛の作業量をこなしたアタシには疲労感でイッパイイッパイです。仕返しするべくわざわざクリスマスに自分達を見せつけようとアタシんとこまで来るヒマなアンタ達と一緒にしないで頂戴よ。こちとら疲れててアンタ達の事などどうでも良いんです。うっとおしい。マジでうっとおしいオトコだよ。


22歳の頃のクリスマスは。クリスマス1週間前にいきなり急性胃腸炎にかかり発熱・吐き下し・高熱で真夜中に救急で病院に行き、そのまま緊急入院と言う事もありました。原因は不明。その時の彼氏は所謂「組」所属のチンピラで、仕事もしていないヤツだったのですが、薔薇を一輪アタシの病室に持ってきてくれました。スゴク嬉しかったなぁ。
そして彼氏が帰ったすぐ後、モト彼(その彼氏と付き合う前の彼氏・上のオモチャ屋の頃の彼氏とは違うヒト)が病室に。モト彼に会いたくなかったアタシは話も早々にトイレに立ちました。モト彼はアタシには新しい彼氏がいる事知ってるハズなのに。

トイレから帰るとモト彼が居ない。そしてアタシの病室のベッドには小さな箱が置いてある。

廊下に出るとモト彼の後姿が見えたので「ありがとう」とアタシが言うと、モト彼は肩越しに振り返り、そのまま何も言わず帰ってしまいました。

自分のベッドに帰りその箱を開けてみると。アタシの誕生石入りの金の指輪が。
・・・一体これをどうしろと言うのだアタシに・・・・・・。別れた彼氏から別れた後に貰う指輪って。つけるにつけられないぞ。

しかしこの指輪のモト彼が、のちにアタシの旦那になり、そして離婚したんですがね。ははは。


今年は彼氏が仕事なので家族と過ごすクリスマスです。街にでも繰り出そうかと思うケド、アタシの年代で独身と言うヒトの人数なんかたかが知れてます。って言うかアタシ以外にあと1人ぐらいしかいない。

この世の中のカップルはクリスマスのプレゼントを交換して、その包み紙を巻き散らかしながら一斉に腰を振ってるのでしょうか。アタシはダラダラとヒマです。どういうことなんですか。アタシも一緒に腰でも振りましょうか。美容体操ですけど。

クリスマスがなんだよ。いいんだいいんだ。ウチは仏教だから(お約束の負け惜しみ)。


全世界をフッ飛ばす核爆弾のボタンがアタシの手元に無くて良かった気がするよ。ぶっはー。


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感想とか。


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