Coconut Vanilla POISON*
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2001年11月20日(火) 間違い電話

なんだかパッとしない気分です。
クサクサとした今日の美南海ですコンニチハ。
ちょっといやな事があったらしい。


こんな気分の時の私は、過去の前例からして何かをやらかしそうな。
また刺青を増やしそうな今日この頃です。
やったるわい。ンナロー。金が出来て予約が取れたらの話だけど。
ってこんなアタシは自虐的なのかなぁ?



今日は数年前のヘンな間違い電話の話を書こうかな。



数年前、母が入院中のことだった。
アタシは家で子供と二人で居た時に家に一本の電話がかかった。

アタシが「もしもし」と出ると
「あ、オレオレ。元気?」とあっちが言った。
誰だコイツ?

「電話番号教えてくれたじゃん」←その男
「はぁ?知りませんけど?」←オレ
「○○○-○○○○(電話番号)だよな?」←男
「・・ええ、そうですけど?」←オレ
「ホラ、この前飲み屋で隣に座って、その後一緒にその店を出て、ホテル行ったじゃん」←男
「・・・・・・??」←ますます謎に陥るオレ
「で、オマエ(ナゼかもうオマエ呼ばわり)、フェラ○オ好きだって言ってたじゃん?」←男
「・・・?????」←ますます分からないオレ

全く記憶にない話を延々と続けるその男は、何でか知らんケド、
アタシの事を「オマエ呼ばわり」している。
えらく馴れ馴れしく話してくる。


「1人暮らしだからいつでも電話してきてね、って言ってただろ?」←男
「確かに今は母が居ないから1人暮らし状態だけど、悪いけどアタシにはそんな記憶はナイよ?」←オレ

「絶対そうだって!!」と男は言い張る。
でもオレはそんな記憶がないんだけど・・・。

もしかしてオレ、夢遊病状態で飲みに行って、この男とセックスしてきたのか?
絶対そうだ!と言い張られると、何となく自信が無くなって来た。記憶喪失かオレ?

ちょっと怖かったけど思い切って会ってみる事にした。
そんなに言うなら、ホントにコイツとセックスしたか確かめたくなってきた。


と言う事で、日曜の真昼間にオレんちから車で1時間ほどの場所にあるパチンコ屋の駐車場で待ち合わせをした。


ちょっとドキドキ。カッコイイ人だったらどうしよう。
当時、彼氏が居なかったオレはちょっと甘〜い期待を膨らませていた。


パジェロで来る、と聞いていたのでパジェロをキョロキョロ見渡す。

あ。来た!


・・・・・・・・。





パジェロに乗っていたのは。












西郷隆盛を100発殴って20キロは太らせたような感じに、キューピーちゃんの様なクルリンとしたまつ毛を付けたようなオッソロシイベビーフェイスなデブだった。
デブ過ぎてフロントガラス一杯にその男が見える。
しまりの無い「相撲取り」みたいな風貌。



『・・・・・絶対ヤってない・・・いくらオレが記憶喪失でも、こんな奴とヤるワケねぇよ・・・』
激しい脱力感に苛(さいな)まれた。


「あれ〜?違ったなぁ・・。」←男


当たり前だクソデブ。


こんな奴にオレはオマエ呼ばわりくらってたのかよ。
つか、こんな奴とワンナイトメイクラブしたその女もどうかと思う。
そいでもって、こんな奴の為にオレは車で一時間もかけて来たのかよ。


帰りたい。即刻。


とりあえず缶ジュースを奢ってもらいオレは帰った。
後日、何度も電話があったが「どちらにおかけですか?うちには美南海と言う子など居ません。知りませんけど?」と言い張った。


アレは一体なんだったのだろう。新手のナンパなのか。
西郷隆盛の出てくるCMを見るたびにそのデブを思い出して気分が悪い。


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感想とか。


美南海。(minami)
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