市議会議員選挙で朝から夜まで大騒ぎです。
…いえ、今回もうぐいすのお話はお断りしてしまったのですが(涙)
議数定員48の所に54人位(正確な数字は忘れました…)立候補しているので、選挙カー乱立状態です。
街中心部から少し離れている我が家も、選挙カーが何台も通り過ぎて行きます。やっと同期のうぐいすさんの声を聞けました♪

『うぐいすって、やっぱりツテとかコネとかが無いと出来ないんですか？』という様なメールを何通か頂いたのですが……え〜っと。私の場合はかなり特殊でした。
かれこれ5年位は昔の話になるのですが、パン屋の店番をしていた時に候補者のお母様(お店の常連さん)が来店されて、私の接客態度を気に入って頂けて母経由でスカウトされました(笑)
最初は事務所で後援会名簿を作っていたり、選挙のお願いの電話かけなどをしていたのですが、途中からうぐいす嬢のお誘いの話が来て、初めてのうぐいすをさせて頂きました。右も左もよく判らなかったのですがリーダーの方がベテランで、ご指導の元、何とか最後まで乗り切れました。
それが最初で、そこからはツテで隣町の町長選とかに行ってました。
…どこでもよく食べて、よく寝るうぐいすでした(苦笑)

うぐいすをやる迄、知らなかった事というのがいくつかありました。
例えば選挙カーが走っている間、窓から身を乗り出して手振りをしているうぐいすさんが数名います。でもマイクを持っているうぐいすさんは車内。
なのにどうして『お車からのご声援ありがとうございます！！』とか『窓から手を振っての応援、ありがとうございます！！』とか言えるのか不思議でした。
答は…手振りをしているうぐいすさんが、手を振って下さっている方などを見つけると車体を叩いて『車から！』とか知らせて、どこからどういう状態で応援して下さっているのかをマイクを持っている方に伝えるのですよ。そう言っている間も手振りの人はひたすらお辞儀をして感謝の気持ちを伝えています。
そういう訳なので、最終日には車体は結構へこんでしまっていたり(苦笑)

あとは〜他の候補者の車とは出来る限りすれ違うのを避けます。前方に見えたら慌てて左折をするとか。
それでも避け切れない場合はあります…これは一種、戦いです。とにかく先に『○○候補のご健闘をお祈り致します！』とか言わなければなりません。(少なくとも私がうぐいすしていた時はどこの陣営でも決まり事でした)
先に言われてしまった候補者は『ありがとうございます。お互い頑張りましょう！』等と返すのが通例。
これは結構、意地でやらないといけない事でしたね〜その時、マイクを持っているのが新人うぐいすさんだとベテランうぐいすさんがマイクを奪い取ってでも先に言う位。

マイクを持った時はメモを見ないでいかにアピールするかが、ひよっこうぐいすさんの最大の難関です…選挙戦も半ばを過ぎると大抵、自分の言葉で話せるようになりますが。
私の場合は先輩うぐいすさんの喋りを盗んで自分のモノにしたりしていました(笑)
そんな盗んだ喋りの中で、笑える？モノを一つ。

『○○はやります！
○○はやれます！！
○○に、やらせて下さい！！！』

『や』を『ヤ』に変換すると……ねぇ？(苦笑)
陣営によってはNGを食らう可能性があるので決して勧められはしませんが、そういう喋りもあるんだよ〜、というコトで。
ちなみに候補者の性格がこの喋りとマッチした場合、ヤケに盛り上がります(笑)

成人の方は、日曜日にはちゃんと投票に行きましょうね〜
…私はうぐいすをするまで投票に行ってませんでした(汗)