Howdy from Australia
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2005年01月21日(金) 最終日

短い間ではあったけれど、契約最後の日はさすがにしんみりとした気分になった。研究課程を終えたばかりで職業経験も無く、就労可能なビザは持っていても永住権保持者ではなく、面接でも結構四苦八苦してしまったというのに、日本語能力が武器にならない職場で雇ってもらえて本当に運がよかった。新しい環境で仕事にも慣れ、最後の方は同僚意識みたいなものも芽生えたように思う。

毎年8月から1月にかけて大量に契約社員が採用されるので、「戻ってくることがあったら、いつでも大歓迎よ」と言われ、思わず「機会があれば、是非喜んで」なぁ〜んて心にも無いことを答えてしまった。でも、これでオーストラリアで食いはぐれることもない。

休み時間に留守電に残されていた番号に電話をかけ、就職面接の日程を調整する。28日金曜日午後2時半。大本命の肥満研究の職。面接に呼ばれた以上は雇う側も私に少しは興味を持ってくれたということ。同僚に面接の話をしたら、一緒になって喜んでくれて、「you're one step closer to your dream job now! (夢の仕事に一歩近付いたね)」と言われた。頑張らなくては。

しかし、安定した生活とはかけ離れ、常に挑戦する立場に身を置かなくてはならない…というのも結構辛い。


yumiko |mail

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