Howdy from Australia
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希望の研究職が全然ないので、とりあえず病院の事務職に応募してみるも、何の連絡もなかった。同じ研究室の友達に、英語が母国語でないと、電話応対や会議に出席するのにも大変だろうから、事務職ではなく出来れば技術系や研究職に応募した方がいいよと助言される。的を得ているだけにちょっと落ち込む。
指導教授も「私の知り合いにあなたのことを宣伝してあるから。助手的な仕事でもあったら必ず連絡するから。」と、心配してくれているが、コネで就職というのもそう簡単ではなさそう。指導教授と話をしていると、博士課程が生かせる研究職の道に是が非でも進まなくては!という気分になるのに、実際にネットで求人案内を見ていると、自分の資格や経験と見合うものがなかなかないので、打ちのめされる。
「応募資格は国民または永住権保持者のみ」という職が多い中、永住権を持っていない私は門前払い同然。「就労可能なビザ」を持っていても、なかなか前途多難。また、カバーレターなるものを書くのも、英語で履歴書を作るのも初めてなので、一つの職に応募するのに時間がかかって仕方がない。
生きていくためには研究職にこだわってもいられない。まず定職を見つけないと!
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