2006年09月29日(金) |
居心地のよさに慣れてしまっていませんか? |
あなたのお金が 世界を旅します... Zuto Zuto
もしあなたがセントルイスに住むアメリカ人なら、 見聞きする「投資情報」の9割5分は アメリカの株式、アメリカの金融商品 になるでしょう。
もしあなたが静岡県に住む日本人なら?
接することができる「投資情報」の9割5分は 日本の株式、日本の金融商品 になってしまうのです。
(例えば、書店で売られている)マネー雑誌 では、 メイン記事に【個別株式】が設えられています。
そのほぼ100%が、日本の・個別株 のことを 取り扱っています。
あるいは『まぐまぐ』で、 (マネー / 株式)という メールマガジン を検索すれば、
それらのほとんどは 日本の・個別株 を売り買いしましょう、 といった メルマガ になっているはずです。
あるいは こんな経験 はありませんか?
会社の飲み会で、 たまたま上司の方と「投資の話」になった時、 どんな 話題 になりましたか?
十中八九、 日本の・株(かぶ)のお話になったのではないでしょうか?
??
◆ 私たちは 株式投資 というと(無意識に) 「ああ、日本の・個別株を・売り買いする お話 ですね」
と【思い込んで】います。
あるいは、 そういう 固定観念 に支配されているのですね。
しかし それでも、
そのような状況で「投資の話」が出来るのは、 ある意味、とても 居心地 がよいものです。
皆が 同じような服 を着て、 同じ 言語 を話し、
「あっ、次の人は おそらくこういうことをしゃべるのだろうな、」 と 予測 できるからです。
< あ・うんの呼吸が 存在するということ・・>
たとえば、
「日本以外の先進国群を網羅する、 外国株式インデックス・ファンドを用いて 投資をしているんだ」
なんて言おうものなら、 となりの人から 奇異な目 で見られかねません・・。
同じ島 の中で、
あの人も、この人も 「こういうモノに投資しているのだな、」 と確認し合い、
同じ【思い込み】言語 の中で、
「あっ、ワタシがこのことをしゃべったら、 こういう リアクション があるだろうな、」
と 予測 できる環境・・。
どうせ 資産の中身 は、 日本の・株(かぶ)ですから、
日経平均株価 が上がったり下がったりすることで、 皆さんの話題 も暗くなったり、明るくなったりするのです。
皆が 損 を抱える中で ちょっと儲かったりしたら、 控え目 に、 しかし 評論家面 して、
「価格が上がった ○○会社 の株を買ったいきさつ」を 話してあげましょう・・。
(それだけで 20分は場が持ちます)
上記 風景 は、まるで
5つの大陸と、 大小併せて 200万以上の島々がある中で、
たった ひとつの島 で、 皆が【同じボートに乗り合わせている】ようなもの・・。
なんだか おかしいと思いませんか?
例えば、あなたは【旅行】という 商品 を買うとき、 (無意識に)国内旅行 の中から 商品 を選びますか?
そんなことないですよね・・。
昨今は、
まず「海外旅行」から 探される方のほうが 多いのではないでしょうか。
【旅行】という サービス を買うとき、 私たちは無意識に 国境 を越えています。
近頃では、 国境 を越えたところから、 「旅行商品」を広く網羅的に 比べたりしますよね。
ん?
そうなのです、 あなたに気付いていただきたいのは、
まさに その【精神】なのです。
◆ 国境 を越えたところから、 「金融商品」を広く網羅的に 比べたりすること です。
あなたは日本以外の 外国の株式 に投資することに、 抵抗 がありますか?
(旅好きの女性の間では、モロッコや ドバイや クロアチアや、 ミャンマーが 人気だそうです・・)
資産運用 においては、
海外 に出ていくこと (= 世界の株式、世界の債券 に投資すること)は、
決して 冒険 ではありません。
不確かなリターンに賭ける ギャンブル でもありません。
わたしに言わせれば、 日本の・個別株 のみに投資する方が よほど ギャンブル です(笑)
(実は)海外 に出て行かれることで、
あなたは、 あなたのお金が引き受けることになる 【リスクの大きさ】を軽減できるのです・・。
つまり、
安全性 を買うために 海外に出る ということ・・。
(その心は 分散投資)
これって 大切な概念 です、 資産運用 においては・・。
では皆さん、 素敵な週末をお過ごしください。
〜 疾走する 知的エンターテイメントです 〜
● マネーの缶詰めスクール 【トウシとの初恋を成就させる 黄金ルール17】 10月8日(日) 大阪産業創造館
〜 世界のいちばに投資して ラクラク資産形成 〜
● 2006年版 ETF インデックス・ファンド 大百科 【わたしが インデックス運用 を信奉する7つのわけ】 10月22日(日) 東京「きゅりあん」
|