こんにちは、カン・チュンド です。
情報通信技術 とは、 20世紀から数世紀に渡る、壮大な【技術革新】です。
映画「マトリックス」のように、 コンピュータが人類を支配する世の中は願い下げですが、
人間が(人間の作り出した)叡智 を 節度をもって利用する限り、 ITは人々に多大な 恩恵 をもたらすでしょう。
(わたしはこの点、楽観主義なのです・・)
今から130年以上前の 明治5年(1873年) 品川 〜 横浜間 に、日本で最初の「鉄道」が開通しました。
(1日6往復で、品川から横浜を35分で走っていたのだそう・・)
蒸気機関車 を発明したのは、 日本人ではありません。( → イギリス人です)
鉄道敷設技術 も 当時の日本にはありませんでした。 (したがってイギリスの協力を仰ぎました)
もう少し 時代 を溯ってみると・・。
世界初の「鉄道」が走ったのは 1825年 です。
イギリスのストックトンとダーリントンという町を つなぐ蒸気機関車で、産業革命の原動力となる 「石炭の輸送」を目的に建設されました。
鉄道 とは(もちろん) 数世紀にまたがる 壮大な【技術革新】です。
1850年代になると、 アメリカの『大陸横断鉄道工事』が本格化します。
それに伴い、鉄道関連の【株式】は急騰しました。 (これが世に云う 鉄道バブル です)
余談になりますが、当時のイギリスは 超リッチ(国内資本が過剰)状態で、
「新興市場」としての アメリカ に 果敢に投資していたのです・・。
その後、何十年にも渡って 「投機的なブーム」と「破裂」が繰り返されました。
(んー、まさに株式市場の本質・・)
そして(日本に戻りますが、)
鉄道という【技術革新】のひとつの成果である 「新幹線」が開業したのが 昭和39年(1964年)です。
鉄道 が人々の生活の中に入り込み、 多大な恩恵をもたらすまで、 実に 長い年月 を要したのですね・・。
ん? 何が言いたいのかって?
IT(情報技術)も同じだ、ということです。
今日のIT(情報技術)の 「骨格」を造り出したのは アメリカ人 です。
インテル や マイクロソフト や シスコシステムズ などの企業が、
ある特定の製品・サービスに特化し、 世界シェアを押さえています。
アメリカにしろ、イギリスにしろ、 アングロサクソンという人種は
「新しい概念を発想し・具現化する」 ということに長けているのかもしれません。
< ゼロ から 1 を造り出す、ということ >
しかしながら、インターネットという「社会」は まだまだリアルではありません。
絵 でいえば、さまざまな人が、さまざまな色で (好き勝手に?)絵を描きなぐっているような状態です。
ネット上の「空間」は、 まだまだ 消費者 にとって真にフレンドリーではないのです。
(65歳のAさんにとっては、まだまだ「取っつきにくい」のでは?)
ネット上から発せられた 商品・サービス に対して、 消費者は まだ真の「利便性・信頼性」を 感じていないのではないでしょうか?
(要は【工夫】が必要なのです)
< 1 から 5、6 を造る、ということですね・・>
( ↑ この点、日本人が得意とするところではないでしょうか?)
こちらからお願いしてもらいに行く「サービス」ではなく、
朝起きたときに(何気なく)そこ在る「付加価値」であることが、 IT革命 第2ラウンドの ポイント だと思います。
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