同じ頃、世の中はカラーコーディネーターに飽きてきた。大手建材メーカーの50%は未だにトータルコーディネートの呪縛を背負っている。が、そうでなくてもいいのではないか、調和できていれば、カラーはバラバラではないのかと考える人たちが出てきた。トータル=没個性、バラバラの調和=個性という考え方だ。バラバラな分野では大手はなかなか手が出せない。「気に入った人達だけに認めてもらえる商品」。それしか生きる道がないとI社は考えた。