V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
夏の甲子園を観ていて、どのチームもピンチになった時に深刻な顔をせず、逆に笑顔が多いことに驚いた。これは、監督が単に「笑え」と言っているだけでなく、実は監督が笑っているからであろう。もし、監督がベンチで「この野郎!」怒りを前面に出したり苦虫を嚙みつぶしたような顔をしていたら、選手にこんな顔ができるはずがない。企業も同じだ。上司が怒ってばかりでは社員は委縮するだけだ。今期の甲子園は土壇場で同点に追いついたり逆転するケースが相次いだが、「笑顔」がもたらすポジティブさが信じられないドラマの引き金になったのだろう。
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