V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2017年05月02日(火) 建設的な討議の場づくりこそ社長の仕事

昨日の花房先生の「考え方がハッキリしていれば、行くべきところに行く」のひと言は多くの経営者に勇気を与える言葉ではないかと思う。というのも、先日ある社長に私が「ビジョンを幹部皆で議論しながら作るといい」と伝えたら、「言い合いになって譲らなかったらどうしたらいいのか?」と問われたからだ。また、その少し前にはある若手コンサルタントから「討議して修羅場になったらどうしたらいいか」と質問された。これに対し、花房先生は「考え方をしっかりしない。自分たちの理念に忠実であれば大丈夫」という。私も経験的に、場の空気が建設的なものであるならば、決して壊れるようなことはないと考えている。どこまで建設的な場にできるかは、何を目指して集まっているのかによるところが大きい。そこを共有できていれば、「行くべきところに行く」のである。


酒井英之 |MAILHomePage

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