マラソン世界最高記録の高橋尚子とMBL新人最多安打のイチロー。どちらも日本人には夢また夢の偉業だ。高橋尚子は「秒」単位でタイムを管理し、イチローは次の目標を聞かれて「次の1本」と応えた。綿密な細かい管理が、大記録を生んだのだろう。百万円以下は金やない、とそう思う者ほど失敗するのが経営だ。