嗚呼!米国駐在員。
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ランチで外出が面倒くさい場合は、オフィスでカップラーメンを食べる。
それを見た米人スタッフは、「またマルチャンか? 」と聞いてくる。 マルチャンといえば、ゴルフの丸山、もしくは元西武-巨人のマルチネス(古い!)を思い出すが、ここではカップラーメンの事を総称してマルチャンという。
日本では、東洋水産のブランド名である「丸ちゃん」。すぐに武田鉄矢の“赤いきつね”と“緑のたぬき”を思い出すのだが、ここアメリカではラーメンの一大ブランドであり、そもそもラーメンなんて単語を知らない人も多いから、「ラーメン=マルチャン」というのがすっかり浸透している。 ちょうど、ベトナムで昔、バイクのことを「ホンダ」と呼んでいたのに等しい。 ちなみに、Maruchanのラーメンは1個あたり40〜50セント(カップヌードル)と格安だが、それなりに味も淡白であり日本人には物足りない。
たとえ1個3ドル近く支払っても、やはり日本のラーメンがうまい。外で不衛生なハンバーガーを食べるのを比べれば、ずっとマシだ。
Kyosuke
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