嗚呼!米国駐在員。
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2004年09月22日(水) |
留学後にアメリカで就職すること |
昨日書いた彼(留学後にそのままアメリカで働いたシステムエンジニア)を夕食に誘った。 大学を出てから普通にそのまま就職した自分から見たら、彼の生き方そのものには非常に関心があった。
聞けば自分とほぼ同世代。見た目は若かったのだけど、彼のほうが気持ちが若いということか。
自分はやりたい事だけをやりたい。アメリカは実力社会、実力さえあれば評価される、今の会社で学ぶものがなくなったら、さっと見切りをつけて転職をする、ときっぱり。逆にそうしなければ自分の価値は上げられない、と。
4つ上のお兄さんが日本でサラリーマンをやっているそうだが、「兄は仕事が合わなくて数年前に転職を考えたが、悩んだ末に踏み切れなかった。今もそんな過去をひきずっているようのだが、そんな兄のようには絶対なりたくない」、と言う。
彼は言った。「兄は勝負出来なかった。」
「でも、君は独身で1人暮らし、お兄さんは結婚して子供もいる。お兄さんは守るべき家族の為に自分を犠牲にしたのかもしれない。2人の状況はまるで違うと思うよ。」
「まあ、それはそうかもしれませんね。」
それでも、彼の生き方はうらやましく思った。 しっかり自立しているな、と感じた。
「会社は全く休んでいません。休みたくないんです。休んでいる間、自分の仕事が奪われるかもしれないと思うと悔しくて。」
組織で仕事をする日本企業で10年働いてきた自分にとっては、とても新鮮であり刺激となる話が出来た。 今の自分もまだまだ変われると思う反面、肩の力を抜いて譲るべきは譲る生き方も悪くはないかな、と最近思ってきたのも事実だ。
Kyosuke
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