+++ Rip Stick +++

2002年10月17日(木) 嬉しかった言葉。



その後、彼とは特に何も無く、変わり映えの無い生活をしてる。



ただ、仕事のキャパがオーバーして来ていて

自分自身でもやりくり出来ない状況に陥った。

やってもやっても終らない仕事。

後から後から積み重ねられる仕事。

職場に30時間詰め込み、泊り込み

クレームを対処しながら、先のプランを練っていく。


皆、自分の仕事で一杯一杯だから

誰に頼る訳でもなくて

自分一人でクリアしていかなければならない。



最近のニュースで良く見る「過労死」。

大事の様に騒いでいるけれど

現状はどこもかしこもそんな状況なんじゃないかと。

何十時間の残業は当たり前。

家に帰れないのも当たり前。

やっと辿り着いた休日も、家で仕事。

会社側に訴えても

「他の方がもっと大変だから」の一言。

他も大変。じゃなくてさ、それを変えていくのが

上の人間のやるべき事じゃないのかしら。



毎日、そんな事ばかりだった。

職場に近付くと、眩暈がした。

一寸ノイローゼになったりした。



意味も無く彼に泣き言を綴ったメエルを送った。

それはもう、突発的に。

本来は、殆どメエルを返さない彼から

翌朝にはレスが届いていた。

その文面には、「頑張れ」だとか

そんなありきたりな言葉は無かったけれど

あたしを一番理解してくれてる様が伺える

一番嬉しい言葉が綴ってあった。



理解者が居てくれると

それだけで、何だか救われた気がした。



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