+++ Rip Stick +++

2002年04月01日(月) 素直な気持。



渋谷のホームを、日付が変わる頃ほてほて歩いていたら
彼から電話があった。


『電車?』

「ううん。乗り換え中」

『あのさ…』

「うん」

『今月半ばには、絶対空ける』

「何?」

『半ばには絶対逢える様にする』

「マジ?」

『うん。絶対。だから、待っといて?』

「うん。お仕事頑張って待ってる」



うん。じゃあね。

そう言って彼は電話を切った。
ものの数分の電話。
だけど、彼の心情がどういう状態か、痛い位に判る電話。


辛い時は、素直にあたしに甘えてね。

あたしも、逢いたい時は素直に逢いたいって言うから。




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ゆえ [MAIL]

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