+++ Rip Stick +++

2001年12月06日(木) 皆それぞれ悩みを抱えて歩いてる。



今日も仕事が遅くなった。やっぱりライブには行けなかった。
友達に様子見のメエルを打ったら

「格好良過ぎて夢見てます」

と返された。




嗚呼。見たいよ。ライブ見たいよぅ(;´Д`)




そんな事を呑気に心の中で思いながら、帰宅前に一服してたら
半年のキャリアなのにきっちり見事に仕事をこなす原さん(仮名)と鉢合った。

仕事を教えて貰う以外、まともに話した事は無い人だった。


そんな原さんから、いきなりの質問。

「ゆえさん…私ってどんなタイプに見えますか?」

そしてそのまま相談モードに。

いえ、良いのです。相談される事は。
ちっとも迷惑だとか面倒だとか思いません。
むしろこんな私のこんなちっぽけな意見で、少しでも気が晴れたり
解決の糸口になってくれるのであれば、相談位いくらでも承ります。




ですが













落ち込んでリスカしてしまう子に掛けるべき言葉は、
この小さい脳味噌には記憶されてませんでした。





相談出来る相手も居なくて、職場に入ってたかだか1ヶ月のあたしに打ち明ける彼女を見て
あたしはただただこれからの彼女の人生、人に恵まれて過ごせる様に
陰ながら祈るしかなかったのです。



「小さい事で落ち込んで悩んでしまうからダメなんだ」


彼女が言ってた。


ダメじゃないよ。ダメなんかじゃ無いのに。
悩まない人間なんて居ないよ。どんなに脳天気そうに見える人だって
心の中は葛藤してるんだよ。
悩んでしまう事を悩まないで。
皆それぞれ悩みを抱えて、それでも必死に歩いてるんだ。





 < 前  目次  次 >


ゆえ [MAIL]

My追加