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 最果て

貴方が煙になって登っていた後、

初めて雨が降りました。

貴方が帰ってきたような

ちょっとだけそんな気がします。


“また いつか会える”

そう思えば、貴方と別の人生でも

これからも変わらず、生きてゆけるような気がします。


それでも雨の日は

外に出てあなたの事を思い出すでしょう。

貴方と出会って、分かれてしまった運命も

ありふれた私の人生を

鮮やかに色づけてくれました。

生きる価値のある人生にしてくれました。


さよなら
                ・・・ありがとう







「サイハテ」小林オニキス作 に思う

2008年12月16日(火)
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