+小花作品の中で一番好きです。何度読んでも、同じ場所で泣けます。本当に、すばらしい。アニメにもなったので知っている方は多いかもですが、アニメよりも原作の方が数万倍良いです!やっぱりアニメだと、制限があるらしくカットされているエピソードがあるし、紗南と羽山のカンケイが鮮明に描かれているはずの「小森君エピソード」がチェンジを受けて内容が変わってる(泣) アニメを欠かさず見ていた・・というわけではないので詳しいことはわからないのですが、私が知る限りでは変わっていました。
+とにかく1〜10巻まで全部読んでこそ「こどものおもちゃ」です。正直言って、小学校編の前半は序章っぽいので、内容的には印象的ではないのですが、その部分を知っていてこそ小学校編後半〜中学校編へのストーリに進んでいけるのです。真逆だったふたりが惹かれあっていく自然なながれ・・・。小花美穂のテクニックですね。私が特に好きなのは、紗南のヒミツが公開されるところから最後まで(笑)このあたりからコミックスを読み返していくと、止まりません。中学生編から登場する風花も好き。サッパリしていて、こんな女友達欲しいですね。紗南の周りには本当にいい人たち(ママ、怜くん、羽山を含めた友達)がたくさんいてうらやましい。それでも、紗南には悲しい過去があるから、本人にも気づかないつらい傷がある。それでも、周りにいる人たちがステキだから、あんなに明るくて、前向きな少女に育ったのでしょう。・・・って、何様だよ俺(笑)
+「こどものおもちゃ」が小花美穂の代表作品になるのでしょう。本当にすばらしい作品です。小花美穂だからこそ描けた作品といえるでしょう。この作品に出会って小花美穂が好きになったのだと思っていたのですが、収録作品を読み返してみると、「作者は忘れたけど、読みたいマンガ」っていうのが、小花作品だったりするのです。「そんなロマンス」と言う作品です。好きだったんですが、作者を忘れてしまっていたので、「猫の島」の作品紹介の欄に記載されていたのを見つけた時は感激しました!あ、この「猫の島」っていう作品も最高に良いです!目標はコミックスを全部そろえること。お金に余裕が出来たら考えます(笑)