みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2010年02月19日(金) 岩手県中学生野球フォーラム

2月のはじめ、雪の降る盛岡市へ。
 駅ビルでひとり、冷麺を食べ、生まれて初めて、「あれ、冷麺って美味しいかも」と思いました…。
 昼を済ませたあと、向かった先はサンセール盛岡。
 本日、ここで岩手県KB野球連盟主催の中学生野球フォーラムが行われるのです。

 今年度活躍した中学生・指導者の表彰、講演会、シンポジウム、懇親会と、昼から夜まで盛りだくさん。
「何か、しゃべってください」と、岩手KB野球連盟の下川恵司さんから連絡があったのは昨年末。いつもお世話になっているお礼もあり、盛岡まで行ってきました。

 にしても、ぼく以外の講師の顔ぶれがすごすぎる…。

●メジャーリーグの審判を目指して奮闘中の平林岳さん
http://old-rookie.aspota.jp/
●早稲田実〜早大〜熊谷組で活躍した清水隆一さん
http://coach-shimizu.jp/
●日本ハムのスカウト大渕隆さん

 大渕さんは、下川さんから「面白い人知りませんか?」という要望を受けての推薦! 

 3人のお話はとても勉強になりました。

●平林さん
・アメリカは「ルール」とともに、「マナー」を大事にする。日本にはこの感覚がほとんどない
 
 ここでいうマナーとは、サイン盗みをしないなど、スポーツマンとして堂々と戦うということ。びっくりしたのは、「インコースに続けて、ボール球を投げること」も、アメリカではマナー違反だそう。

●清水さん
・大事なのはティーチングではなく、コーチング
 
 こんな例を出して、その違いを紹介していました。
 5+5=□  → コーチング
 □+□=10 → ティーチング

 考えさせられますね。

●大渕さん
・プロで活躍するために心技体、何が一番大事か

 大渕さんの考えでは「技」だそうです。
 技が磨かれ、結果が出れば、それにつれて、「心」が育ってくることもある、と。
 この考え、ぼくも同感です。

 こんな話もしていました。
「キャンプに行く前、新人だけ集めて、『プロ野球選手は何が楽しいのか、何が喜びなのか』をテーマに、話し合いをさせました」
 こういうことを考える大渕さんの視点がすごいですが、こういうことは、中学生にも生かせますよね。
「日本一になりたい!」「全国制覇!」と話す中学生が多いですが、「どうしてなりたいの?」と聞くと、「……」。
 答えなんてないですが、それをテーマにみんなで話し合ってもいいですよね。


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