2010年01月06日(水) |
新年一発目は東海大望洋! |
あけまして、おめでとうございます。 今年こそは、「更新頻度を…」と、毎年書いていて、実行できていないので、言葉を濁しておきます…スイマセン。
今日は、新年一発目の仕事。センバツ「初」出場が濃厚な、東海大望洋に行ってきました。 全国、数ある東海大の付属高校の中で、甲子園に出場したことがない学校が2つあります。野球マニアには、有名なお話ですが、1つは東海大高輪台(東京)、そしてもう1つが東海大望洋です。08年夏には、高輪台も望洋も決勝に進みましたが、ともに準優勝でした…。 望洋は08年夏を含め、決勝で敗れること2度。秋の関東ベスト8で敗れたこともあるので、「あと1勝」のところで、甲子園を3度逃していることになります。 「お祓いをしたり、占いに行ったり、いろいろと悩みましたよ…」と、打ち明けるのは、相川敦志監督。創部2年目(1987年)から、望洋の監督を務めています。当時は、甲子園を狙えるようなチームではなかっただけに、「本当に嬉しい」と感慨深げ。 関東大会準々決勝で桐蔭学園に勝ったときは、ベンチ前で、誰よりも早く、泣いていました!
相川監督を支えるのが、濱崎雄作部長。主に、ピッチャー指導を担当しています。ベイスターズ入りした真下を含め、近年、好投手が生まれているのは、濱崎部長の指導が大きいようです。一本下駄で走らせたり、いろいろな工夫を凝らしています。 相川監督、濱崎部長ともに、東海大浦安のOB。二人ともにコーチ経験あり。濱崎部長は、浜名翔を擁し、2000年夏に甲子園準優勝を果たしたときに、コーチを務めていました。
今回の取材まで、まったく知らなかったのですが、東海大望洋の前身は精華女子高校。何と、美空ひばりや吉永小百合の母校です。そんなに、すごい学校だったのか!
チームは、長友昭憲、尾澤賢人の2枚看板が売り。 長友は千葉ジャガーズ(ポニー)、尾澤はちはら台南中のOB。 尾澤は中3秋、Kボール・千葉マリーンズJrに選ばれていたため、試合を見ています。バランスのいいフォームが印象的で、『中学野球小僧』でも紹介しています! 高校に入ってから、ケガなどで伸び悩んだ時期があったようですが、2年秋に一気に素質が開花しました。
その尾澤と、千葉マリーンズJrでチームメイトだったのが、東海大相模のサード、福山亮。選抜チームの中で、一番、仲がよかったとか。秋の関東大会では、二人ともに対戦を熱望していましたが、準決勝で望洋が負けたためにかなわず。センバツで見られるか!
キャッチャーの坂本拓弥にも注目です。肩、バツグン。そして、研究熱心。毎朝、甲子園のビデオを見てから、学校に来るとか。野球マニアです。
|