2008年10月07日(火) |
下妻東部中・下妻中・千代川中→下妻二高校 |
高校野球、秋の大会は各地で代表校が決まり始めている。 中学軟式野球的な視線で、見ていくと…
茨城では下妻二高が優勝。2回戦で延長15回引き分け再試合の激戦をモノにすると、準決勝の常総学院戦では8回表まで0対4のビハインドも、終盤の2イニングで同点に追いつき、最後は延長10回にサヨナラ勝ち。翌日の決勝、水戸桜ノ牧戦でも9回に追いつき、10回裏にサヨナラ。驚異的な粘りで、5年ぶり2度目の関東大会出場を決めた。
いまから、2年前。 中学軟式野球の関東大会決勝は下妻市立東部中vs下妻市立千代川中だった。下妻決戦で関東1位が決まる。結果、下妻東部中が3対2で千代川中を下し、初優勝を遂げた。 ちなみに、この夏、両者は4度も対戦している。
<下妻市大会> リーグ 下妻東部中 1−0 千代川中 <県西地区大会> 決勝 下妻東部中 3−0 千代川中 <県大会> 決勝 下妻東部中 1−0 千代川中 <関東大会> 決勝 下妻東部中 3−2 千代川中
何と、下妻東部中の4戦全勝! しかし、地区から関東まで3大会連続で決勝で戦うとは、両チームともにかなりの力があったということ。 その後の全中では下妻東部中は初戦敗退を喫したが、千代川中はベスト8に進んだ。 下妻東部中は優勝候補にも挙げられていたが…。この代のチーム戦績(練習試合も含む)は101勝7敗2分! 実際に試合を見ているが、かなりの好チームだった。
中心にいたのが1番エースの野村達也だ。現在、下妻二で3番サード兼ピッチャーとして活躍している。中学時代からとにかく足が速く、バッティングセンス抜群だった。 キャッチャーをしていたのが沼尻真吾。いま、下妻二のレギュラー捕手である。
千代川中で目立っていたのが、1番サードの羽子田竣平。左打席からシュアなバッティングを見せていた。彼はいま、下妻二の1番セカンドで活躍中だ。 さらに、3番倉茂拓也、4番松尾勝太も下妻二に進み、レギュラーを獲得している。 話はこれだけでは終わらず…、 昨年の中学・茨城大会を制したのが下妻市立下妻中だった。決勝で、名門・鉾田南中を5対2で下した(ジャイアンツでブレイク中の東野峻は鉾田南中の出身!) というわけで、一昨年は下妻東部中と千代川中が関東→全国へ進み、昨年は下妻中が関東大会に出場(関東で敗れ、全中には出られず)。驚くことに、下妻市内の中学校はこの3つだけ。つまり、3つの中学校がたった2年の間に、関東大会出場を果たしたのだ。相当、レベルが高い! で、下妻中のエースを務めていたのが坂入優樹。現在、下妻二のエース格として、勝利に貢献している。
このようにみると、中学時代に実績を残した下妻市内の選手たちが、下妻二に集まっているのがよく分かる。まぁ、地元の公立高校なので、毎年こういった傾向があると思うが…。 ちなみに…。 千代川中が全中で敗れた相手が、岩手・二戸市立福岡中。そのまま勝ち上がり、岩手県勢初の日本一を成し遂げた。エースの下沖勇樹は、青森・光星学院に進み、エースでキャプテンの大役を任されている。
と、ここからまた長くなりそうなので、続きは次回の日記へ
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