2008年04月07日(月) |
鶴見大が関東学院大から勝ち点! |
久々に大学野球の話題。神奈川大学野球リーグが、のっけから大変なことになっています!
鶴見大 3−3 関東学院大 鶴見大 10−1 関東学院大 鶴見大 4−3 関東学院大 (10回逆転サヨナラ)
4季連続でリーグ5位の鶴見大が、7連覇を狙う関東学院大から勝ち点を上げました。試合を見ていないので詳しいことは書けませんが、勝ち方を見ると、どっちがディフェンディングチャンピオンか分かりません。 個人的な注目は、2回戦で1失点完投勝利を飾った、新1年生の川村直矢。成田高校(千葉)出身です。成田時代は、センター兼ピッチャーとして活躍していました。エース唐川(ロッテ)がいたため、なかなかマウンドに上がる機会はありませんでしたが、140キロを超すストレートが武器で、唐川がいなければ間違いなくエース。投手指導にうるさい(!)尾島監督も、「川村いいよ〜」と絶賛していました。
大学進学に際して、いろいろなチームから声がかかったと思うのですが、選んだ先は鶴見大。正直、強豪とは呼べません。それでも鶴見大に進んだのは、「歯科医になりたいから」。かなり、びっくりな理由です! お父さんが歯科医だとか。 http://www.kubl.jp/list/tsurumi.html こちらに鶴見大の部員名簿が掲載されていますが、学部欄を見ると、川村だけ「歯」とあります。そうです、歯学部です。鶴見大には、珍しく(?)歯学部が併設されているのです。 ちなみに、ワタクシ、数年前に鶴見大学歯学部付属病院で歯茎の手術を受けたことがあります。だから、何となく、鶴見大には愛着があります。手術のときは、ワタクシの周りに6人ぐらいの学生が集まり、口の中を勝手に覗いていました。実習か何かだと思いますが…、川村もいつかこの中の一人に?!
鶴見大といえば、数週間前の報知新聞に、元駒大苫小牧の監督・香田さんが「鶴見大の監督に就任」という記事が掲載されていました。が、続報は何もなし。あれは一体何だったのでしょうか…。香田さんが鶴見大の監督に就任すると、かなり面白くなるんですけどね。 いまの監督さんはどういう人かというと、川崎文嗣監督。ネットで検索すると、インプラントや歯周病の専門医のようです。さすが、鶴見大!
逆に心配なのが関東学院大です。内田、大竹と、チームを引っ張ってきた4年生が卒業し、投手陣が手薄な印象が否めません。 また、昨年12月には1年春からレギュラーを獲得していた選手(1年生)が、バッティング練習の投手を務めていた際、打球を側頭部に受けて急死するという悲しすぎる事件がありました。そのため、野球部はしばらく活動を自粛していたと聞きます。1月に関東学院大OBの原拓也(西武)の取材に行ったとき、「自主トレで大学に行ってるんですけど、いま、野球もラグビーも練習していなくて、大学が寂しいですよ…」と話していました。 名門がどう立て直してくるか…注目です。
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