2008年03月12日(水) |
『グラブ・バイブル』 |
「いま一番、会いたい人は?」と聞かれたら、「梅原さん!」と答えるぐらいお会いしたかった人に取材してきました。 梅原さんとは、ベースボールマガジン社から出版されている『グラブ・バイブル』の著者・梅原伸宏さんです。「グラブ博士!」と思えるぐらい、グラブに関する豊富な知識を持っておられます。 http://www.bba.co.jp/xoops/
梅原さんがすごいのはグラブだけでなく、脳や足の構造まで研究されていること。取材では、グラブと足(スパイク)について話を聞いてきました。 まったく知らなかったんですが、スパイクの正しい履き方があるんですね。梅原さんに教えてもらった手順で履くだけで、立ったときの感覚がまったく違いました。足にフィットしている! でも、こういったことが広まっていないのは野球界ぐらいで、陸上やフィギュアスケート、スピードスケートなどでは当たり前のことらしいです…。詳しくは4月10日発売の『中学野球小僧』で!
梅原さんが作られている「BBA」のグラブもはめさせていただきました。もう、驚くぐらい、ほかのグラブとは違いました。手にはめただけで、うまくなった気分。何でも捕れそう! 自分が現役だったら、このグラブ買っちゃいますね。知り合いの先生は、梅原さんのグラブ、スパイク、アップシューズ、インソールに魅せられて、息子さんのためにウン十万かけて買い換えていました(笑)。 自分が中学、高校時代に使っていたグラブは、完全なるひねり捕りでした。梅原さん曰く、手の平の感情線で折れる捕り方。当時はそれが当たり前と思っていたんですが…。いつしか、タテ捕り(生命線で折れる)が流行りだし(?)、というか学生時代はぼくが知らなかっただけかもしれませんが、親指と小指で合わせて捕る形が出てきました。圧倒的にこっちのほうが捕りやすい…。
取材するたびに、いつも思います。 「現役時代にこういう知識や理論を知っておけば、うまくなれたのに…」 できることなら、もう一度、小学生に戻って、野球をやり直したいです。
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