2007年07月02日(月) |
女満別高校、創部初の全道大会へ! |
嬉しいニュースがあった。 高校野球、北北海道地区予選で女満別高校が北見地区Cブロックを勝ち抜け、創部54年目にして初の北北海道大会出場を決めた。
女満別高校の監督は、就任3年目を迎えた鈴木收先生。それまでは中学軟式野球の指導者として、網走地区を引っ張っていた。清里中と遠軽中で野球部を指導し、遠軽中時代は99年と01年に全道大会出場。01年には全道大会ベスト4進出を遂げている。
鈴木先生と初めてお会いしたのは、03年に北海道で行われた全中のとき。中学野球に対する熱い思いを持った先生だった。遠軽中時代はバスで5時間もかけて、遠征に出かけるのはあたり前。自らは、全中が行われた03年に「中学校野球合同合宿」(通称・遠軽交流会)を立ち上げ、中学野球のレベルアップを図っていた。川崎北の佐相眞澄先生(前任は神奈川東林中)とも親交が深く、講師として網走に招いたことも。
鈴木先生がよく話していたのは「800日の勝負」。中学生が入学してから、3年夏までの日数だ。この期間でいかに心技体を鍛えあげていくか。 今回、全道大会に出場したときの記事を読むと、女満別高校でも「800日の勝負」をテーマにしていたようだ。1日1日を無駄にせず、意識を高めるために、選手は毎日「目標カード」と「反省カード」を書いていたという。昨年からは駒大苫小牧や北海道栄との合同練習も行っていたとのこと。
中学野球で熱心に頑張っていた先生が、高校野球でも結果を残す。中学野球を取材する人間としては、こんなに嬉しいことはない! 鈴木先生、またお会いできる日を楽しみにしております。
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